無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

西村和雄先生の有機農業講座(4)耕さない畑

2009-02-06 16:43:55 | 自然菜園の技術 応用
本日

暖かい日が続きます。

今日は、諦めかけていた東洋蘭(金陵辺)が届きました
花芽はないので、今年は咲かないと思いますが、来年から楽しみです。

この花は、日本みつばちをメロメロにする花です。楽しみがまた増えました!!

さて、今回第4弾の西村和雄先生の有機農業講座。

今回は、写真の上の畑と、下の畑からいろいろ学んでいきましょう。

上の畑は、畝(野菜のベット)を固定した耕さない畑。
下の畑は、トラクターで耕した畑。

訪れていた日は、雨だったので、下の畑では水たまりが見えます。
足を踏み入れていないですが、田んぼのような状態でした。

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一方、上の畑は、水たまりも少しありましたが、
普通の靴でも十分入ることができ、野菜は雨を気持ちよく浴びている感じでした。

耕さない=良い畑ではないですが、
耕さないことで、野菜の根や、自然草(ハコベ・クローバーなど)によって、
無数の穴が空いているため、水はけがよくなります。

そして、一番注目したいのは、土の構造が自然草や野菜の根によって守られているため安定している点です。

雨でも、強風でも土が、流されたり、飛んでいくことはほとんどなく
そこに住む、微生物やミミズなど土壌生物も安心して生きていけるのが特徴です。

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一方、耕した畑は一時的にはフカフカですが、
土は、雨により固く締まり、風によって飛んで行きたやすくなります。

また、耕されたことで土壌生物・微生物は単純になります。

一概に、どちらがよいかは判断の難しいところですが、
家庭菜園で、野菜を育てようとするなら、上のような耕さない、
もっといえば、自然に根や土壌生物によって耕される畑をお薦めしています。


皆様は、耕した畑、耕さない畑についてどう思われますか?
コメント (2)
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