よむよま

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モンテ・クリスト伯

2013-12-17 21:07:42 | 見る
ミュージカル「モンテ・クリスト伯」日生劇場
石丸幹二主演、今回が日本初演だそうです。
昨日、見てきました。

原作はだいぶ長くて複雑そうな古典だよね。読んでないけど。
すごく単純化してわかりやすくしてたと思う。

ただ、楽曲があんまり、魅力を感じなかったのですが。
あまりクラシックふうじゃないのね。ロック調だったり、現代的で。
レ・ミゼとか「オペラ座の怪人」とかは、
時代の雰囲気で、曲もさまざまバラエティに富んでる感じがするけど、
これはそこのところがちょっと。

石丸さんは気持ちよさそうに歌いあげてました。
安定の歌唱力。

3人の敵役、友人である船乗り、フィアンセを狙っている男、そして検事。
検事をやった石川禅!
とっても印象的!
とってもうまい!
捕えられたエドモン・ダンテスを尋問し、
最初は、この男は何も知らずにナポレオンの手紙を運んだのだと感じ取って、
釈放しようとするところから、
何気なく聞いた届け先が、自分の父のところだったことで、愕然とするところ。
そこがすごくよくて、
その情報を封じ込めるためにダンテスを投獄してしまうという決定が、
説得力があった。
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