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「やすらぎの郷」第3週(後半)

2017-04-26 22:28:04 | 見る
「やすらぎの郷」第3週(後半)

前週から話題が出ていた覆面作家の濃野佐志美(こいのさしみ)、
このホームの住人ではないか。
それを探る菊村は、理事長夫妻(名高達夫・草刈民代)に呼び出された。
その濃野が書いた新作の小説が問題だという。
理事長の義父であり、このホームの創設者である加納の戦時中の実話が書かれていて、
九条摂子も関わりがある。
海軍の若い参謀だった加納は、
特攻隊の兵士たちの最後の思い出のためにスターをゲストに呼んだ食事会を催した。
その時のゲストが摂子。
特攻隊員たちは喜んでそのことを家族への手紙に書き、翌日、出撃して死んでいった。

ここまでは美談なのだが。
後日、摂子はある特攻隊員の母親から手紙を受け取った。
「あなたと食事会ができて、息子はとても喜んでいました。
息子は死にました。
あなたは生きている。
息子と食べた食事はおいしかったですか?」

加納にとっても摂子にとっても、忘れたいエピソード、触れられたくない記憶になった。
それが濃野の新作にすっかり書かれているとわかり、
菊村に濃野を説得して出版をやめさせてほしいというのが、
理事長の頼みだった。
「こいのさしみ」の正体は、菊村とはなじみのある女優・井深涼子(野際陽子)なんだって。
なんだかんだ、結局厄介ごとが持ち込まれる菊村先生。

戸田恵子さんがブログで、このドラマを楽しんで見てると書いてて、
「やすらぎの郷に出たいんじゃないんです、
やすらぎの郷に入りたい!」って。
いやいや、戸田さん、大先輩ばかりで大変そうですよォ?

しかし、この特攻隊員の母のエピソード、これだけで映画1本できそうだ。
そして、ホームに届いている菊村への仕事のオファー、
「湾岸テレビの月9の脚本のオファーが来ていますが、どうされますか?
月9はさんざんで何とかテコ入れしたいと思っているのでしょう」って説明してたよ、草刈民代が。
(このドラマはテレ朝です)
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