よむよま

よむ・よまない、それから。

エッセイスト小林聡美・ゴロウデラックス

2018-02-21 22:52:38 | 見る
2月15日のゴロデラのゲストは小林聡美、女優だけどエッセイの本も多い。
登場するなり言ったの、「(セットの)天井が低くていいですね、落ち着く」
天井が低くて?オモシロ。
今回の本は「ていだん」鼎談ですね、3人で語る。
小林さんが「お会いしたい人というか、お会いしても大丈夫そうな人、怒られない、優しそうな人をお呼びして」
(こういうとこ、三谷幸喜にそっくりなんだけどな)
受身で生きてきたとか友達少ないとか、人とお会いする機会が少ないとか、前書きにあるそうです。

「テレビで放送されたりとか、中心になるのがいやなんですよ」と言った小林さんに、ゴローちゃん共感、
「僕も僕もそうですよ、僕、カメラ回ってないときのほうがおもしろい」
44歳のゴローちゃんが「小林さん、44歳のときはどうでした?」
「あまり変わってないから」と小林さん、
「僕も10年前と変わってるかといえば、変わってないですし」と言ったゴローちゃんに、
「変わってないですか?」と真顔で外山アナが。するとゴローちゃんが言ったのだ、
「おまえグループ解散しただろみたいな顔して!」
ブハハハ!
環境は変わったけど自分は変わってないってことだと説明してたけど、
こんな言い方がパッとできるの、去年とは全然違うと思う。

小林さんいわく、基本的な価値観は10代のときから変わってない、
好きなもの嫌いなもの。
年とるとどんどんオリジナルな自分になっていくらしいですよ、と小林さん。
それが本の中にも表れているそうで、素直な自分でいいですよとエールを送られてる感じがするとゴローちゃん。

小林さんは、自分としては中身は10代だけど、現場では年上になっていってるわけで、
若いコが緊張して話しかけられないとか、ああ、そうかと思ったりすると。
ゴローちゃんもそれはあるんだって。
若い人たちが話してる輪に入れないとか。
向こうが緊張するってことはあるだろね。

3人なのでここでも「ていだん」を。
3人ともひとり暮らしということで、ひとり暮らしのお話。
ある時点できちっとするようになったと話し始めたゴローちゃん、
あるとき友達が一晩かけて、家じゅうをきちっとして断捨離してと、全部キレイにやってくれて、
それがきっかけで変わった、それが「ヒロくんなんです」
はああ!

そこからキレイな状態をキープしている、キレイじゃなきゃ気持ち悪い状態になった。
帰ったときにぐちゃっとなってるのはイヤだから、出かける前に片づける、
ベッドメイキングは朝のイベント。
聞いてる二人は「へえええ!」と顔を見合わせ、
「それは結婚は無理だね」
女性の長い髪の毛は気になる、
「特にベッドはきれいなほうがいいから」
ベッドに女性の長い髪の毛が落ちているという日常ってことですか?
小林さんもキチッとしている印象ですが?
「私、そんな病的じゃないから」
ワハハ!病的!
いろいろ話しているうちに、ついゴローちゃんは言った「そもそもなんで散らかるんですか?」
片づける人はそう考えるのだ。

小林さんはキャベツの姿煮をひとりで食べてると、なんで私は一人でこんなにキャベツを食べておるのかと思うそうで、
キャベツを丸ごと煮るんだって。
4分の1にしてからじゃいけないのかしら。
野菜のこだわりの話からゴローちゃんの話はまた「ヒロくんが」
庭で野菜を作ってて、持ってきてくれるんだって。
スモークチキンだけじゃないのね。

小林さんが「家にいるのは好き、家にいたらすることは山ほどある、ぼーっとしてることはない。
ちょっと電球切れてる、替えなきゃとか」と言ったとき、外山アナの反応が、
「すぐ替えるんですか?」
替えないんですか?
「最近ちょっと暗いなぁとか(笑)」
ダメだこりゃ。

ゴローちゃんは一人でいるのは好きだけど、ずっと一人ではいられない、人に会いたくなる。
「ヒロくんとか?」
ヒロくんの名を初めて聞いた小林さんも、番組の終わりには覚えておられました。ホホホ。
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