シアターコクーン「ハムレット」を見てきました。
主演は岡田将生、演出は外国の人なのね、サイモン・ゴドウィン氏。
場所はシェイクスピアどおりにデンマークとしたが、
時代は特に設定していない、少し現代風味を入れているという。
そのせいなのかな、ちょっと中途半端。
岡田将生のハムレットなら、さぞかし端正な王子さまだろうと思ったの。
それが、あんまり。
岡田くんて、あんなに姿勢悪かったっけ?
背の高い人って猫背になりがちだけど、猫背なのよ。
それでものすごく細いでしょ、ちと貧相に見えるというか。
大熱演の大力演です。
だからか、カーテンコールのときにはヘロヘロな感じで、
おーい、大丈夫か?って声かけたくなる(迷惑)。
比べちゃ悪いと思うんだけど、ハムレット役者の藤原竜也、
やはり細いし背も高いのが大熱演だったけど、あの熱量の凄さは凄かったよ。
比べちゃ悪いんだけど。
今回は女優陣がよかった。
母ガートルードの松雪泰子、オフィーリアの黒木華、よかったです。
二人の演技はわりとオーソドックスなシェイクスピアだったというのもあるのかな。
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