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大河ドラマ「いだてん」第20回

2019-05-26 22:12:12 | 見る
大河ドラマ「いだてん」第20回

ストックホルムのオリンピックから8年、
ベルリン大会が中止になったのも乗り越えて走り続けてきた四三さんが、
やっと参加できたアントワープ(ベルギー)オリンピック。
治五郎先生(役所広司)の嘆願書で種目に加えてもらえたマラソン。
四三さん以下4人の選手は、四三さんの16位が最高という成績に終わった。
訪ねてきた三島(生田斗真)と二人きりのときに、
膝をさすりながら四三さんが、
8年間むやみに走り続けてきたからと言うシーンがあった。
4年前に走れていれば、年齢的にも仕上がり状態もメダル確実だったんじゃないか?

帰国した選手団の報告会で新聞記者たちから罵声を浴びる選手たちの中に、
四三さんの姿がない。
今度はどうしたの?
団長の野口(永山絢斗)の言い方だと、傷心癒えずという。
どこに行っちゃったの?
四三さんは、国に帰らずもうこのまま欧州をさすらおうかと、
あちこち行ってたんだって。
ベルリンまで行って、そこで女子スポーツが盛んなのを見て、
次の目標ができるらしい場面展開で終わってたから、希望は見つけたわけだけど。
欧州をさすらうって、お金は?
国境を越えたりチケット買ったり宿泊したり全部一人でできたの?
むしろすごい!

記者たちに選手団が罵られる中、スヤさん(綾瀬はるか)がすっくと立ちあがって、
「四三さんは日本人で初めて42キロのマラソンを完走したんだ!
四三さんは私にとっては金メダルだ!」と声を張り上げ、
泣きじゃくる若い選手たちを、「よく頑張ったよく頑張った」と励まし、
「四三がお世話になりました」と頭を下げるシーンがあって、カッコよかった。
当然、あなたは?ということになり、
「私は池部です。金栗の家内です」と(ちょっとややこしいが)堂々と名乗った。
綾瀬はるかが憤怒の表情で声を張り上げると、
弾込めして、「撃てーっ!」と言いそうな気がしちゃう。

この前に、アントワープへの旅中で、
こっそりスヤさんと子どもの写真を見つめる四三さんを選手たちが怪しむところや、
結局は旅券の名前が池部四三になっていることから、
養子と妻子の件がばれるところがあって、コミカルだったんだけど、
それは史実のエピソードだそうだ。
四三さんは実際に7年間、結婚してることを黙って、日本中を走り回っていた。

今回も、勘ちゃんの「全裸で水かぶってひゃあ~!」はちゃんとあった。
これ、後半になってもありますか?
これがないとつまらん。
コメント
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