goo blog サービス終了のお知らせ 

田中大ブログ

とある学校の教員の日々の雑感です。なお、このブログに記載されている内容のすべては一個人の意見であり、学校とは無関係です。

梅雨

2024年06月18日 | 学校風景

九州北部も梅雨入りしたそうで、昨日の夜は結構な雨が降っていました。
が、今日は朝は曇っていたものの今は天気も良く、まだまだ梅雨本番という感じはしませんね。ただ、今週からは雨も続くようなので朝ランができるかどうかが心配になります。

また、個人的な問題だけでなく、毎年梅雨の時期は大雨による交通障害が起きますので、線状降水帯が発生しそうな日は学生の通学が心配になりますし、さらに、川の氾濫が起きそうな場合には寮の浸水被害まで心配になります。
沖縄では100年に1度という大雨が降ったらしく、映像では普段冠水しそうにない場所も冠水していましたので、他人事ではないですね。

そういえば、沖縄に住んでいた頃、台風によるものだったと思いますが、車からちょっと出るだけでずぶぬれになるような大雨を経験したことがあります。
バケツをひっくり返したという表現そのままの大雨で、かなりの時間降り続いたような記憶がありますが、ずいぶん前なので定かではありません。
それよりもひどい雨だったということは、よほどの雨だったのでしょう。沖縄には大きな川がないのですが、その分、那覇なども川が氾濫すると地下の駐車場の車が軒並み水に浸かってしまうなどの被害が出てしまいますので、今回の被害も大きかったのかもしれません。

梅雨がいつまで続くのか分かりませんが、大きな被害がないことを祈りたいですね。


TOEFLの結果は?

2024年05月23日 | 学校風景

先週土曜日に受験したTOEFLですが、結果は明日分かるようです。
久しぶりに受けた試験で、まあまあの手応えだったので何点なのかが楽しみで結果が分かる金曜日を待ちわびていますが、いよいよ明日になりました。
さて、最終的な点数が何点になるのか、非常に楽しみです。

TOEFLは日本ではあまりメジャーではなく、学生の皆さんが受けるのはTOEICで、久留米高専でも専攻科の受験で英語の点数としてカウントされますし、編入試験や大学院の試験でもTOEICが使われているところが多いようです。
TOEFLとTOEICの大きな違いは、スピーキングとライティングがあるところでしょうか。
TOEICはリーディングとリスニングのみの試験となるため、自分で話したり書いたりする能力を問われることはありません。一方、TOEFLの方はスピーキングとライティングがあってこの二つで配点の半分を占めるため、読む聞くにプラスして、話す書くという能力が問われることになります。

私はこの年になるまで、英会話というものはほとんどしたことがないため、スピーキングの能力はかなりひどいということを自覚しているのですが、一方、英文で論文を書いてきた経験があるため、ライティングに関してはそれほど苦労することがありません。このため、スピーキングのハンディをライティングで埋めることができるため、TOEFLについてもそれほど難しくないのかもしれません。

土曜日の試験で、スピーキングについてもかなり練習していったので、模試を受けた時よりも点数は上がっていると思いますし、ライティングについては自分では結構書けたという自信があるため、あのライティングで何点の採点になるのか、というのが楽しみなところです。

ということで、61点のハードルを越えることができるのか、というのが本来の目標ではあったわけですが、80点を超えることができたのか、というのが自分の中では楽しみな線になっています。
(これで61点を超えてなかったら、ギャグでしかないですが。)

明日が楽しみです。


限定的なボキャブラリー

2024年05月20日 | 学校風景

今回、TOEFLの受験のための勉強をしてつくづく思いましたが、論文を読んだり書いたりするための英語については自分としてもこもらない程度の英語力はあると思っていたのですが、反面、一歩専門から離れると自分のボキャブラリーってものすごく少ないですね。
TOEFLのキクタン(頻出編)というので英単語を学び直しましたが、やはり科学技術系で使わない単語はほとんど知りませんでしたし、科学技術系でも普段使わないような単語は知らないものが多く、この年になって新たな発見でした。

ということで、TOEFLキクタン(頻出編)についてはある程度マスターしたので、次は別のキクタンを使ってボキャブラリーの増強を図ろうと思っています。
車通勤なので、とりあえず音声を流しておくだけである程度は単語を覚えることができるので、それほど負担にならないのもいいところです。

TOEFLの試験はもう受けることはないと思いますが、もしかするとTOEICの試験に関しては高専の教員も定期的な受験が必要になってくるかもしれないので、その時にあまりに悪い点数を取っても恥ずかしいので、そういう意味でも単語量を増やしておくのはいいことですね。

考えてみると、高専の学生の時に編入試験のために英語の勉強を始めてしましたが、その際には英単語ターゲット1900という、高校生が覚える基本的な単語をまず覚え、その後は編入試験に工学系の英語が多いということで工学系の英語に注力しました。私のボキャブラリーもその流れで工学系に偏っていますので、幅を持たせる意味でも別の分野の英単語を覚えるというのは楽しいですね。

ただ、TOEFLの試験でも文学の問題が出てきまして、内容的には50%分かるかどうかという感じだったので、単語だけ覚えても内容を知らないと英語を聞いても全く分からない感じです。ま、これは日本語も同じで、今の知識量で文学部の講義を聞いてもちんぷんかんぷんなので、英語の問題ではないのかもしれませんが。

久しぶりに英語の勉強を始めましたが、知らなかったことが自分の頭の中に定着してくるという感覚はいいものですね。
もしも学生の皆さんで編入試験の勉強を始めようという学生がいましたら、しばらくしたらこの感覚を感じて楽しくなると思いますので、ぜひ、早めに始めてもらいたいですね。


TOEFL受験記

2024年05月18日 | 学校風景

TOEFLの受験をしてきました。
「博多駅前3丁目テストセンター」であるらしいのですが、「博多駅前テストセンター」なる会場もあって、どの会場なのか結構迷いました。
実際に会場のあるビルに行ったのですが、A4用紙の大きさで「TOEFL試験会場」という張り紙があるだけで、ビルの場所を把握していなければ見落としてしまいそうな会場でした。

他の受験者のスピーキングの声で集中力が途切れる、という話を聞いていたので、なるべく早くに会場に行きましたが、そのおかげで早めに試験を受け始めることができてラッキーでした。特に年配の方は、早く会場に行って、他の受験者よりも早く試験を受けることがおすすめです。
確かに、他の受験者のスピーキングの声はよく聞こえてきました。私の場合はライティングの時間に他の受験者のスピーキングが始まったので、それほどの影響がなかったのが幸いです。

リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの順番でしたが、リーディングとリスニングは十分な時間がなく、半ば勘で解くような感じでした。
スピーキングはかなり練習したものの、その成果が出たのかどうかは疑問の残る感じです。
ライティングについては、ここ最近、英語の論文を書いていたこともあってかなりいい感じで書くことができました。

で、ライティングの試験が終わって、最後にリーディングとリスニングの点数速報(公式ではありませんと但し書きはありましたが)が出て、リーディング22点、リスニング18点で、この2分野で40点でした。
4分野の合計の目標点が61点で、残りのスピーキングとライティングはおそらく30点はあると思いますので、多分、目標点はクリアできそうです。

正式な結果は1週間後に出るそうなので、合格していればまたブログに書き込みたいと思います。

しかし、本当に久しぶりにガチの試験を受けましたので、めっちゃ疲れました。
懸念していた集中力は、途中でちょっと途切れそうになりましたが、何とか持ちました。
ま、いい経験でした。


TOEFL、受かるのか?

2024年05月13日 | 学校風景

TOEFLの受験がいよいよ近づいてきました。
「受かるのか?」と書いていますが、TOEFLは合格点がある試験ではなく、私の受かるというのは目標点をクリアできるのか、という意味になります。

TOEFLは、Reading、Listening、Speaking、Writingの4分野で構成されていて、それぞれ30点満点の試験全体では120点満点となっています。今回の試験では61点以上を取ることを目標にしていますので、61点以上を取ればとりあえず受かったことになります。
SpeakingとWritingについては、試験の1週間後くらいに結果が分かるそうですが、ReadingとListeningについては試験終了後すぐに結果が分かるそうなので、多分、試験が終わってこの二つの結果を見たら何となく結果を想像できそうです。

2か月ほど前に模擬試験を受けた際には、ReadingとWritingが結構点を取れていたのですが、ここ1か月ほどの学習の結果、ListeningとSpeakingについてもそこそこ力はついてきたように思いますので、何とかならないかな~、と思っているところです。
ReadingとListeningでそれぞれ6割程度(18点ずつ)取れれば、その二つで36点になるので、それくらい取れれば楽になるし、逆にこの二つで30点ほどしかとれなかったら結構きわどいことになりそうです。

今日は久しぶりに本番模試というのを解いてみましたが、Readingはじっくり読んでいたら時間が足りなくなる反面、適当に読むと内容が頭に入ってきませんので、どうなるかは本番の問題次第という感じがしてきました。Listeningについては、時間的な制約はそれほど大きくないため、集中力が切れなければ目標の点数を取れるかな、という手応えです。

ガチの試験は本当に久しぶりなので、不安半分楽しみ半分というところでしょうか。あと残り少ないですが、準備を万端にしたいですね。


TOEFL試験が近づく

2024年05月09日 | 学校風景

別に油断していたわけでも何でもないのですが、TOEFLの受験日がいよいよ近づいてきました。
この1か月間、通勤時にはずっと英単語のリスニングをして、毎日スピーキングの練習をしてきましたが、多分、実力はついたことと思います。
特に、今まで知らなかった単語をかなり覚えられたので、試験にはプラスになるのではと考えています。
が、試験は水ものなので受験するまでどうなるかは分かりません。いい点数が取れたらこのブログでもまた報告したいと思います。
(ということは、悪い点の場合は多分、結果についてはスルーして、何も触れないと思いますが。)

TOEFL対策の英単語集としてキクタンというのをずっと通勤中に聞いているのですが、これまでに全く触れていなかったような単語、特に、「糖尿病」「統合失調症」「アメリカ上院議会」「仮釈放」・・・などの単語について、最初はそんな単語興味がないし覚えられないよ、と思っていたのですが、毎日毎日繰り返し聞いていると不思議と覚えてしまうものですね。
自分でもびっくりです。
多分、TOEFLの試験が終わったら忘れてしまう単語がほとんどだとは思いますが、中には、どこかの場面で聞いて「あ、この単語聞いたことがある」という感じで思い出すものもあるのでは、という程度には覚えられました。

TOEFLは2時間の試験で、年を取ると集中力を持続させるのが結構しんどくなりますが、楽しみながらすれば集中力も続くと思いますので、気楽に、しかし真剣に試験に挑もうと思います。

いい点数が取れますように。


GWが近づく

2024年04月22日 | 学校風景

今週が終わると、3連休+3平日+4連休という、ちょっとまとまりはありませんが大型連休がやってきます。
間に3日間の平日を挟むため、あまり大型という感じもしませんが、とにもかくにもゴールデンウィークですね。

1年生にとっては、入学してきてあまりなれない90分授業を受けてちょっと疲れている頃かもしれませんが、今週末に1年生合宿研修(夜須研)があり、それを楽しみにしている学生も多いかもしれません。

夜須研というと、私も学生主事補の頃に参加し、学生主事になって夜須に行く予定でしたが、結局は4年間の任期の間、新型コロナのせいで1回しか夜須に行けませんでした。
学生主事の任期も終わってしまったので、今後はおそらく夜須に行く用事もほとんどないと思いますが、1年生がクラスメートと仲良くなっていくのを目の当たりにする夜須研は楽しい行事でしたね。
ゴールデンウィークの最初の休日がつぶれてしまうというデメリットもあるのはありますが。

ゴールデンウィークは土日がぴったりはまるとそれこそ〇日連続の大型連休!ということになる年もありますが、近年は平日を挟むことの方が多いですね。
ま、せっかくの連休なので、楽しみたいところです。

では、連休を楽しみに、今週も頑張って働きましょう。


新学期

2024年04月09日 | 学校風景

新学期が始まって1週間になります。

学生がいる構内も最初は賑やかなのが久しぶりでしたが、今では学生の皆さんもすっかり日常に溶け込んで普通の景色になっています。
春が来て新緑も目に鮮やかで、新年度が始まったな~、という気がしてきますね。

私も久留米高専で新年度を迎えるのは23回目(!)になります。
久留米高専に赴任してきた当初はまだ20代後半で、今よりも相当若かったのですが、それが今ではすっかりと年を取ってしまって、年齢的にもキャリア的にもベテランの域に達してしまいました。
年が経つのはゆっくりしているようで、振り返ってみるとあっという間に時間がたったようにも思いますね。

今年度もまたあっという間に過ぎてしまうと思いますが、充実した1年になりますように。


始業式

2024年04月04日 | 学校風景

昨日が入学式でしたが、あいにくの雨でした。式の途中もかなり強く降りまして、映画だったら何か起きるような雨だな~、とか思いましたが、式典も無事に済んで良かったです。

そして、今日が始業式。久留米高専にも久しぶりに元気な学生の姿が帰ってきました。
1か月ほどの春休みの間に十分に楽しんだであろう学生の皆さんは元気な姿で第一体育館に集まっていましたが、久留米高専の主役が久しぶりに帰ってきて、久留米高専も一気ににぎやかになった感じです。

明日からは授業開始ですが、私の授業自体は来週からなので、まだまだ余裕もありつつ、ほかの仕事をする時間が実は春休みよりも多いかも、という感じもしてきました。
そんなことを思っていたら、次々に予定が入ってきて結局はそれほどの余裕はないということになるのですが。

今年度も久留米高専にとっていい1年になりますように。


新学期

2024年04月01日 | 学校風景

ついに令和6年度(2024年度)が始まりました。

いつもと同じ1日ですが、今日は新年度の最初の日で、新任の教職員も今日から出勤されていて、フレッシュな顔がキャンパスのあちらこちらで見られます。
そういえば、卒業生の半数近くは今日が入社式なのでしょうか。真新しい慣れないスーツを身にまとい、これから始まる社会人生活の第一歩を踏み出す日になりますね。
そう考えると、いつもと同じ1日ですが、心に残る1日になる皆さんも多いのでは。

働くようになって本当に実感しますが、学生の間は自分のことだけを一生懸命していればよくて、また、一生懸命にならなくても何となく時間が経っていって卒業を迎えたりするのですが、働くようになったり結婚して子供ができたりすると、自分のことだけをしていればいいというのはなかなかなく、むしろ自分のための時間というのはなかなか取れなかったりします。
また、一生懸命にやっているつもりが、他人から見ると何もやっていなかったり、自分勝手にやっているように見えたりと、なかなか理解してもらえなかったりします。
ま、それが大人になるということなのかもしれませんし、大人と学生の違いなのかもしれません。

ただ、大人になると学生の時には分からなかったことも分かるようになりますし、学生の頃には想像もつかなかった楽しみ方も覚えてきます。
落ち着いた楽しみ方というか、成熟した楽しみ方というか。
(私自身はまだまだ落ち着いたり成熟したりという実感はありませんが、学生の頃と比較するとやはりある程度は落ち着いて成熟しているのでしょう)。

いつもと同じような1日。
今日は今年度の始まりです。今年度は私自身、ステップアップの年度にしたいので、そんないい年度の始まりのいい1日でありますように。


令和5年度最終営業日

2024年03月29日 | 学校風景

気が付いたら、今年度の最終営業日になってしまいました。

春休みに色々しようと思っていたのに、結局思っていたことの1割もできなかったです。これも実力のなさか・・・。
ま、出張が入ったことが大きかったのですが、それは言い訳というもので、せっかくの貴重な春休みに研究を進められなかったのは少し残念です。

ただ、今年度は終盤になっていろいろと動き出したというか、これまで、久留米高専で20年以上働いてきてちょっと閉塞感というかマンネリ化というか、時間が止まったような感覚があったのですが、それが一気に動き出したような感があります。
研究にしても、その他にしても、何かと新しいことにチャレンジしようという機運が高まった令和5年度でした。
そういう意味では、コロナも終わって、いい年度だったようにも思います。

来年度は来週から始まり、開寮、入学式、始業式、授業開始と怒涛のように日々が過ぎていくと思いますが、その中でも自分の時間を見つけてできることをやっていかないといけないですね。

そういえば、このブログも今年度になって再開しましたが、長期間休眠していたのでしばらくは誰も見ることはないだろうな~、と思っていたところ、何かと反響もあってこちらが驚いています。
ぼちぼち更新したいですね。


3月も最終週

2024年03月26日 | 学校風景

3月には色んなことができる時間があるぞ~、と思っていましたが、海外出張1週間、国内出張2泊3日が入り、すでに最終週になってしまいました。
出張のためにいろんな業務がストップしてしまって、結局思っていたことの1割もできずじまいで、さらに今週は新年度の準備で忙殺されてしまいそうなので、このまま、やりたいことがやれずに新年度に突入してしまいそうです。
ま、長期休暇中は思った仕事ができそうな気がして、結局はいつも以上に別の仕事が入ってきて自由な時間がないというのもよくあることなので、仕方ないですが。

今年度も残すところあとわずかになりまして、来年度に向けて準備中ですが、来年度はかなりあわただしくなる予定です。
このブログで公表してよいものかまだ分からないのですが、とあるプロジェクトに応募している関係で、今は英語の猛勉強をしているところです。近日中にTOEFLでまあまあの点数を取らなければならないため、行き帰りの車の中で英単語のCDを聞き、また、英単語の勉強と長文読解や長文講読をしたりしています。
英語をまじめに勉強するのは、編入試験の勉強をしていた20歳頃から数えると30年振りですが、年を取ってからの勉強というのは結構楽しいもので、この年になるまで聞いたことも使ったこともないような英単語に出くわしたり、リスニングをしてみて意外と聞き取れる時があったり、全く聞き取れない時があったりと、一喜一憂しています。
が、せっかくの機会なので、思いっきり勉強して、英語力をこの機会に伸ばせれば、と思います。

こういう勉強をしていて改めて思いますが、学生時代に勉強していてよかったな、と思います。
私の英語力の基礎は高専4年から5年にかけての1年間の勉強だけですが、その当時に覚えた英単語は今でもあまり忘れておらず、文法にしても専門用語にしても、やはり若い頃に覚えたものはしっかりと身についていますし、何よりも英語の学習への心理的なハードルが低くなっているように思います。

高専の学生の皆さんは、英語なんて使わないよ、という気もするかもしれませんが、使う機会が少なくても、いつかは使うことになるかもしれませんし、英語ができることでチャンスも増えるかもしれません。
学生の間に、少しでも勉強しておくことをお勧めします。
(勉強というと嫌な感じがするかもしれませんので、英語に親しむ時間を少しでも増やすということでいいかもしれませんが。)


卒業式

2024年03月18日 | 学校風景

先週金曜日が卒業式でした。

今年度はコロナも終わったということで、保護者の皆さんにも同じ会場に入っていただいて、式典を見て頂くことができました。5年間という長い間、学生生活を支えてこられたので、立派になった我が子の姿をご覧になって感無量だったのではと思います。
また、各学科に分かれての卒業証書授与式についても久しぶりに保護者にも参加いただき、ようやく通常通りの卒業式となりました。
卒業までの5年間、我々教員には分からないいろんな感動や苦労があった学生達だと思いますが、これでひとまず人生の節目を終えたことになります。

これまでは学生対教員という立場での付き合いでしたが、卒業すれば社会人同士ということになり、卒業生によっては共同研究をしたり、学生の就職について相談をしたりすることになると思います。
それぞれの持ち場で精一杯、元気に過ごしてくれることを願っています。
また、卒業した後に元気に活躍している卒業生を見ることが教員にとってのうれしい瞬間ですので、時間があればまた久留米高専に顔を出してくれると嬉しいです。

久留米高専で過ごした5年間を宝物にして、これからの人生を過ごしていってください。

卒業生の皆さん、卒業、本当におめでとう。今後の皆さんの活躍を期待しています。


帰国しました

2024年03月14日 | 学校風景

マレーシアから帰国しました。

土曜日から学生の国際交流の引率のためにマレーシアに行っていました。
今回参加した学生は8名で、4年生・5年生の学生(機械、電気、生化、材料)の学生たちでした。
学生にとっては初めてのマレーシアということでしたが、現地の大学生との交流を通して、異文化に触れて楽しそうにマレーシアでの生活を楽しんでいる様子でした。
帰る際にも、「あっという間だったよね~」という声が聞こえていましたので、多分、あっという間に感じるほどに濃密な時間を過ごしてくれたと思います。
これをきっかけに、さらに国際交流に関心をもって海外に行ったり、海外からの学生と交流してくれるといいですね。

私自身は久しぶりにマレー語や英語で話す機会ができ、いい刺激になりました。
インドネシア語は学生時代に勉強していたのですが、マレーシア語もインドネシア語と似ている反面、単語が微妙に違っていたり、また、私自身が単語をかなり忘れていたので簡単な言葉しか話せませんでしたが、それでも久しぶりにインドネシア語OSが頭の中で再起動された感じで楽しかったです。

コロナのせいで海外に行く機会が全くなかったのですが、久しぶりに海外に行くと、やはり日本とは全く違う環境の中での生活になりますので楽しいですね。
またの機会があれば、ちょくちょく海外に行きたいな、と思った引率でした。

ということで、飛行機での移動が思ったよりも疲れたのでやっぱり年を感じますが、無事に帰ってこれてよかったです。


謎(?)のメッセージ

2024年03月07日 | 学校風景

寮での仕事を終えて教員室に帰ってくると、紙袋が教員室前に置いてありました。
なんだろう?と思って開いてみると、謎のメッセージが!

「工業熱力学、1年間ありがとうございましタ 4A一同」

というのが新聞の切り抜きで貼ってあるメッセージで、誘拐犯が使うようなメッセージです。
何のブラックジョークか、と思いましたが、一緒に入っていたのが放電加工か何かで作ったと思しきカルノーサイクルのpV線図(縦軸と横軸に物理量が書いていなかったのではっきりしませんが、サイクルの形状と熱の出入りはカルノーサイクル)のオブジェでした。

工業熱力学を楽しく受講してくれた学生によるものなのか、工業熱力学が全く分からないのを根に持っている学生なのか、ちょっと判断がつかなかったのですが、ま、オブジェまで作ってくれているので工業熱力学をこよなく愛する学生からのプレゼントなのだろうと思うことにしました。

カルノーサイクルのオブジェ、なかなかクオリティが高いですね。
ちょっと大きいので持ち歩くにはなんですが、教員室に飾っておきたいと思います。

ということで、ちょっとびっくりの誕生日プレゼント(?)でした。
(そう、昨日は私の51歳の誕生日でした。いや~、年を取りましたね。)