MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『トラブル・イン・ハリウッド』 10点

2012-07-08 22:41:17 | goo映画レビュー

トラブル・イン・ハリウッド

2008年/アメリカ

ネタバレ

本物のプロデューサーの手腕について

総合☆☆☆☆☆ 10

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 ロバート・デ・ニーロやショーン・ペンやブルース・ウィリスなどの錚々たる大物が出演しているにも関わらず、ストーリーが全く面白くない。一番の問題は主人公の映画プロデューサーであるベン役を演じているロバート・デ・ニーロが、実際に本作でもプロデューサーを務めていることにある。つまりデ・ニーロは本作で描かれているようなわがままな主演俳優に翻弄されることもなく、本作の監督は撮影当時65歳くらいのバリー・レヴィンソン監督であり、『フィアスリー』を撮っているジェレミー・ブルーネル監督のような野心家ではないのだから、本作内のようなトラブルに巻き込まれることはなかったはずで、それならば、本作は、『フィアスリー』のように興行的に大ヒットしなくても、実際に出品された2008年5月のカンヌ国際映画祭で何らかの賞を取っていなければリアリティが伴わないのである。
 さらに付言しておくならば、ラストで犬を殺すことに非難が起こったために、ジェレミーは犬を殺さないシーンに差し替えたのであるが、それならば最初から犬を殺さないシーンも撮っていたことになり、ジェレミーの映像に対するこだわりが感じられず、結果的に本作は冒頭の映画館内の電光掲示板に表示される『LIVING HARD』、『EAST OF HELL』などの名作映画のタイトルのパロディだけが唯一の笑いどころとなってしまっている。


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売国奴の丹羽宇一郎

2012-07-08 00:33:43 | Weblog

 

尖閣国有化で政府、都と本格交渉…中台は反発(読売新聞) - goo ニュース
日本政府、中国発言で外交官を注意(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

 結局、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化に関する最大の失態は、石原慎太郎都知事が

都による購入を表明した際に、丹羽宇一郎駐中国大使がフィナンシャル・タイムズ紙に

「実行されれば日中関係に重大な危機をもたらすことになる」と発言したことではなかった

だろうか。日本人が個人で所有していた日本の領土を東京都が購入することは、完全な

日本国内の問題でしかなかったのだが、中国大使としての立場で丹羽宇一郎が、あたかも

尖閣諸島は中国にも領有権があるようなニュアンスのコメントを公式に出してしまったため、

ややっこしい事態に陥ってしまったのである。中国政府とパイプを持つという理由で初の民間

出身駐中国大使に任命されたようであるが、日本の国益は損なわれるばかりである。


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