一枚のめぐり逢い
2012年/アメリカ
幸運すぎる主人公について
総合
30点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
原題の「The Lucky One」とはイラク戦争に派遣され、九死に一生をえて‘幸運’にも生き残って帰還できた主人公のアメリカ海軍軍曹ローガン・ティボーを指しているはずであるが、寧ろ私は本作で生き残れなかった登場人物の方が気になる。一人はローガンが写真を頼りに探していたべス・グリーンの兄のエースであり、もう一人はベスの元夫であるキース・クレイトンである。エースは戦場で負傷した部下を救うために、キースは溺れている息子のベンを救うために犠牲になってしまう。もちろんローガンが人命救助をしなかったということはないのであるが、恋人の身近の2人の死に関わっている相手と交際することになるというハッピーエンドが、いくら‘幸運’であると謳われても、個人的には納得しにくい。最初はローガンもそのことを自覚しており、だから写真のことをベスになかなか言い出せなかったはずなのであるが、更に元夫とはいえキースまでも死んでしまったのに、交際に発展させるローガンの心境の変化が理解しがたいのである。
いじめた側にも人権…「自殺練習」真偽確認せず(読売新聞) - goo ニュース
担任「やりすぎんなよ」 大津自殺、暴力見た生徒が証言(朝日新聞) - goo ニュース
大津市立中学2年の当時13歳の男子生徒が昨年10月に自殺した問題で、担任教師が
「プロレス技を仕掛けられ、半泣きになっている生徒を見かけ、『あまりやりすぎるなよ』と声
をかけた」ことに関して、大津市は答弁書で、教師が「あまりやりすぎるなよ」と声をかけた
部分を認め、行為をやめさせる趣旨だと主張しているのだが、行為をやめさせるのである
ならば、「あまりやりすぎるなよ」ではなく「やめろ!」と言うべきである。全校アンケートで
「(男子生徒が)自殺の練習をさせられていた」と16人の生徒が回答しているにも関わらず、
大津市教委は読売新聞に対し、「事実確認は可能な範囲でしたつもりだが、いじめた側にも
人権があり、教育的配慮が必要と考えた。『自殺の練習』を問いただせば、当事者の生徒や
保護者に『いじめを疑っているのか』と不信感を抱かれるかもしれない、との判断もあった」と
説明しているが、1人や2人ではなく、16人が「自殺の練習」を指摘しているのだから、
いじめを疑うことに何の問題はないはずで、これでは“やくざ”にも人権はあると言って
“教育的配慮”を施したようなものであるが、こんなことを放置していてはいけないと思った
フジテレビが確信犯として「木村束麿呂」「山田晃也」「小網武里」の3人のいじめっ子の
名前を公表したことの是非を判断する術は私にはない。