ラム・ダイアリー
2011年/アメリカ
ライバル不在の深刻さについて
総合 20点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
破天荒を売りとしていたはずのアメリカ人ジャーナリストの故ハンター・S・トンプソンの自伝的著書の映画化であるはずの本作は、さぞかしラム酒を片手に大暴れする主人公を目撃できるのかと思いきや、驚くほど何も起こらないことに逆に驚いてしまう。
例えば、主人公のポール・ケンプが同僚のボブ・サーラと一緒に地元の住民が経営しているレストランで食事をしようとするシーンにおいて、夜遅くなったために店を閉めようとする店員たちを尻目に懸けてオーダーしようと粘るボブと、店員たちの殺気だった気配をいち早くボブよりも感づいて逃げようとするポールという対照性は、ポールのジャーナリストとしての感の良さよりも長年地元に居ながら地元住民の気性に無知であるボブの愚かさの方が目立ってしまうし、同じことは地元住民が営んでいるクラブにおいて、ガールフレンドのシュノーを地元住民に奪われてしまうハル・サンダーソンにも当てはまる。地元のジャーナリストも地元のリゾート開発を企んでいる企業家も余りにもプエルトリコの首都であるサンファンの住民たちのことを知らなさ過ぎて、これでは多少なりとも話を盛らなければポール・ケンプの‘好敵手’としてストーリーが面白くなるはずがないのである。
緊急着陸「一般の事例」と藤村官房長官=米対応で森本防衛相と食い違い―オスプレイ(時事通信) - goo ニュース
森本敏防衛相は7月9日の衆院予算委員会で、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場に
配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて「(航空法で民間ヘリなどに安全
確保のため義務付けられている)オートローテーション(自動回転)機能を持っているが、
緊急着陸する事態に今まで至っていない」と述べ、同機能が使われた実績がないことを
明らかにした。森本敏は「米側からMV22がオートローテーション機能を持っていると説明を
受けている」とする一方、実際に機能するかどうかは「私はまだ乗っていないので何とも
言えない」と述べているが、1989年に初飛行しているオスプレイの性能を軍事防衛を
専門にしている大学教授が知らないということがあるだろうか 使われた実績がないと
いうことはそもそも装備していないという事で、実際に、オスプレイ開発に携わったアメリカの
技術者たちがオスプレイにはオートローテーション機能はついていないとTBSの「報道特集」
で証言していた。敢えてバカにでもならなければ政治家は務まらないらしい。