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小雪の大倉山。



大倉山シャンツェ。
何度か来たことはありましたが、いつもジャンプ台の一番下から上を見上げてばかりでした。
今日は午前中、大倉山の近くにある三角山から登り、稜線伝いの自然歩道を歩いて大倉山の頂上まで歩いてきました。

今年は雪が少なめで、しかも昨日の夜は雪が降らなかったので、自然歩道の景色はこんな感じです。

気温はそれほど低くなく、風もほとんどなく、ただ、時折小雪がちらついていました。
30人くらいの人と山の中ですれ違ったでしょうか。みなさん年配の方でした。ご夫婦で歩いている方とも何組も出会いました。
いい趣味ですね。



三角山から大倉山へ、稜線伝いに歩いていくと、札幌市の中心部とは反対側に山へと伸びていく谷とびっしり家の建った街並みが見えました。
右手の山は見えない奥まで行くともう手稲山。正面奥ももう山深い山系で、この街から山側はもうすぐにヒグマなどのテリトリーです。
ここ、三角山、大倉山等の低い山々は、道路や街で取り囲まれたようになっているので熊は出ませんが、手稲山の麓の住宅街には、一昨年山の熊が下りてきて畑の中を歩いていたということで騒ぎになりました。

大都市と自然が、すぐ隣り合っているのが札幌の街です。

雪が積もった今では、ヒグマは冬眠しているはずですから、冬山ではまず熊の心配はないようですが、私は山については全く知らないので、あんまりいいかげんなことを言うのは控えましょう。



大倉山の頂上のすぐ側に、大倉山シャンツェの一番上の部分があります。
下からリフト(有料)で往復できるようになっていて、2階建ての立派な建物があり、真冬の今日も暖房のよく効いた2階の展望ラウンジでは名物?のソフトクリームを売っていました。
写真は1階の屋外テラスから撮ったものです。
ほぼ、落下していくように見える助走路。
着地する斜面、ランディングバーンは見えていません。
これで本当に斜度が45度もないなんてにわかには信じられないくらいです。60度くらいに感じました。
ここから飛ぶ選手は、やっぱりすごい。

正面向こうのビル群は札幌中心部。
このジャンプ台は大通り公園とまっすぐにつながった直線上にあります。
遠く、やや左の高い建物はJRタワービル。
右手から雪雲が来ています。正面にテレビ塔は、今日はかすんであまりよく見えていないようです。

帰りは大倉山の遊歩道を下ろうと思っていたのですが、冬季通行止め。来た道を引き返し、三角山から下りました。
雪の山の林の道を歩いたかと思うと、突然大都市の景観が目に飛び込んでくる。
不思議な感じの、久しぶりの山歩きでした。

明日からは仕事です。今日はゆっくり休むことにしましょう。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
遅くなりました (ひーろ)
2009-01-04 22:31:19
今年もどうぞよろしくお願いします。
ジャンプ台の上から見ると、まさに落ちていく感じがしますね。
高所恐怖症の自分にとっては、できることなら避けたい場所です(笑)
たしかジャンプって、昔は刑罰のひとつだったと聞いたことがありますが、そんな雰囲気が伝わってきます。
 
 
 
ジャンプ大会。 (樹生和人)
2009-01-05 06:54:04
ひーろさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいいたします。

この日、すぐ近くにある宮の森シャンツェでは大会が開かれていました。
ジャンプ競技は選手数の低下が課題になっているそうですが、女子のジャンプが正式な国際競技になるということで、大きな話題になっているようです。
それにしても、刑罰で飛ばされるのは、恐いし怪我もひどかたでしょう。想像するだに恐ろしいです。
 
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