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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ちょっと道草すると帰化植物だらけ

2015-05-29 22:49:36 | 植物

 以前、わが家の荒れ地に撒いた「ワイルドフラワー」のなかで、いまだ生き残っているのが、「ニゲラ」(別名・クロタネソウ/キンポウゲ科)だ。
 放置しておくと畑を占領されそうだ。
 地中海沿岸地方原産の帰化植物だが、色も白・青・ピンクと多彩で、ドライフラワーにもなる。

                            
 ヨーロッパ原産の「ムシトリナデシコ」の勢いは凄まじい。
 国道の両側にこれでもかと軍団のエネルギーを誇示する。
 武力でないのがいいけど、花も和宮様の心をつかんでしまった。
 虫取りというけど、食虫植物ではなく虫を寄せ付けない粘液を茎の分泌しているというだけだ。

       
 ナズナ、つまりペンペングサなんだけど、ちょっと様子が違う。
 果実の形がかわいい軍配に似ていることでついた「マメグンバイナズナ」(アブラナ科)を道路際で発見。
 これも帰化植物で北アメリカ原産。

                     
 花瓶に入れても遜色のない「ヤナギハナガサ」(クマツズラ科)の紫色が鮮やかだ。
 東海地方に多いようだが、貧相な路上を華やかにしてくれる。
華麗な花笠をつけているのはさすが南米出身らしい。

 国道は帰化植物の博覧会会場だ。
 外来植物はふつうの図鑑には載っていない場合が多い。
 帰化植物だけの図鑑があっていいのだが、高価すぎるので持っていない。
 帰化植物の猛威に出版界が追いつけないということかもしれない。
 
コメント (1)
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