山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

山に川に春にフジ在り

2015-05-01 21:11:07 | 風景
 狭い山の道路をはしる車が元気良い。
 新緑を疾駆するさわやかさは車もわかるのだろう。
 針葉樹の多い中山間地の暗緑色をフジがキャンバスにする。

    
 車を止めてフジを撮りたいところだが、車を止めるほどの広さがないため、絶好のアングルをいくつも取り逃す。
 フジが勢い良いということは、人間の手入れが行き届かないということでもある。
 それは逆にそこを通過する人間にとっては心が弾むことでもある。

               
 そのすぐそばには、「ヤブウツギ」の赤が控えめに咲いている。
 ところどころには、ピンク・真紅のツツジも出演する。
 さらには、白い花の「ウツギ」こと「ウノハナ」も咲き出してきた。

 藤色・紅色・白色のトリオが新緑の山をにぎやかにする。
 季節の中でいちばん彩りが良いときが「いま」なのだ。
コメント
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