パリにはパッサージュと呼ばれる通りが20近くあります。一般的にはガラスの天蓋に覆われたショッピングアーケードのことです。
オペラ座界隈からマレ地区にかけて特に多く残っているパッサージュは、1786年から1860年にかけて作られたもの。サロン・ド・テ(紅茶中心のカフェ)、ファッション・ブティック、本屋、インターネットカフェなどが並んでいて、天蓋があるだけ、雨の日の散歩にはありがたい通りです。
今日ご紹介するのは、ポンピドー・センターのすぐ北で見つけたパッサージュ・モリエール。あの喜劇作家、モリエールに因んだ名前の通りなのではないかと思います。その名前につられて中に入ってみたのですが、ここはパッサージュとは言うものの、天蓋がありません。空がはっきり見えます。左右は4階建ての建物に囲まれ、両サイドの入り口の上にも建物があり、部屋になっています。
天蓋はないけれど、このわずか50メートルほどの通り、とってもおしゃれです。画廊に、カフェとレストラン。カフェでは、時々クラシックのコンサートもやっているようです。
天蓋がないから、木も育つ。少しだけとはいえ自然があるだけに、いっそう風情があります。雨の日には雨なりの、晴れた日には晴れなりの表情が楽しめます。そのほうが変化があって楽しい! 人工の美にちょっと自然を加えてみる。いっそう雰囲気のある通りになるようです。
オペラ座界隈からマレ地区にかけて特に多く残っているパッサージュは、1786年から1860年にかけて作られたもの。サロン・ド・テ(紅茶中心のカフェ)、ファッション・ブティック、本屋、インターネットカフェなどが並んでいて、天蓋があるだけ、雨の日の散歩にはありがたい通りです。
今日ご紹介するのは、ポンピドー・センターのすぐ北で見つけたパッサージュ・モリエール。あの喜劇作家、モリエールに因んだ名前の通りなのではないかと思います。その名前につられて中に入ってみたのですが、ここはパッサージュとは言うものの、天蓋がありません。空がはっきり見えます。左右は4階建ての建物に囲まれ、両サイドの入り口の上にも建物があり、部屋になっています。
天蓋はないけれど、このわずか50メートルほどの通り、とってもおしゃれです。画廊に、カフェとレストラン。カフェでは、時々クラシックのコンサートもやっているようです。
天蓋がないから、木も育つ。少しだけとはいえ自然があるだけに、いっそう風情があります。雨の日には雨なりの、晴れた日には晴れなりの表情が楽しめます。そのほうが変化があって楽しい! 人工の美にちょっと自然を加えてみる。いっそう雰囲気のある通りになるようです。