50歳のフランス滞在記

先日のLe Figaro（フィガロ紙）にタブロイド版・16ページの別冊が差し込まれていました。タイトルは、“Su Doku LE GRAND JEU”（スドク、偉大なゲーム）というものです。



お分かりですね。数独です。このゲーム、フランスでもSudokuとしてすごい人気です。Le Figaroはもちろん、お堅いLe Monde（ル・モンド紙）ですら、毎日一問ずつ出題しています。ソルボンヌの発音のクラスで一緒のベトナム人は、図書室で毎日解いています。数独はベトナムでも人気だそうです。


（まずはルールを説明していますが、右上に、数独の日本語が見えます。）

最近人気が急上昇した秘密は、このSudokuの第1回世界選手権が今年3月10・11日にイタリアで行われたこと。優勝はチェコの女性で、本家のはずの日本は4位が最高位でした。

このゲームのルーツは、1988年にニコリから単行本出版されたものですが、その際「数字は独身に限る」の略から始まった数独。今や“Sudoku”として、世界共通語になってきています。