竹とんぼ

家族のエールに励まされて投句や句会での結果に一喜一憂
自得の100句が生涯目標です

落ちるまで焦げくさく鳴く蝉である

2015-06-17 | 入選句
落ちるまで焦げくさく鳴く蝉である たけし





俳句に説明は法度とされるのだが
炎天の真昼に鳴く蝉の健気には敬服せざるを得ない
思い果たせず
泣き止んだときは落蝉もある

そんな哀れを説明してみた


入選 2015/7/22  産経俳壇 寺井谷子選
コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 遺すもの腑分けのやうに夜の秋 | トップ | 渋団扇戦後すつかりかすみけり »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは ()
2015-06-17 17:35:38
落ちるまで焦げくさく鳴く蝉である たけし
「焦げくさく鳴く」とは面白い表現ですね、
地下に7年、地上にでてきて7日の命とは
儚いものですね、
命を繋ぐために精一杯アピールしているのでしょうね。、
返信する
種の保存 すごいですねー (たkwし)
2015-06-17 18:20:45
涼さん
いつもありがとう 励みになります
種の保存 生き物はみな命がけです

人間だけがノーテンキに子供を作ったり育児放棄したりで
きっと人の消えた地球ができるでしょう
返信する

コメントを投稿

入選句」カテゴリの最新記事