十四五羽鶏のつれだつ春日哉
今日から2月なので春の季語から「春日」を選んだ
子規の句のデータベースには膨大な俳句が納められ絵いる
掲句を発見してオヤと思われはしまいか
鶏頭の十四五本もありぬべし
の名高い句がある 1900年の句会でのものだ
掲句は26才時の作 あとの句は没前2年のものだ
句意は全くことなるが 「鶏」「十四五」にはっとしたのは私だけではあるまい
以下は「春日」10句 年代/作品/時候ー季語
22 春の日は湖一はいに霞哉 時候・天文-春日
26 浅草に一日くらす春日哉 時候・天文-春日
26 浅草に一日暮れる春日哉 時候・天文-春日
26 十四五羽鶏のつれだつ春日哉 時候・天文-春日
26 大仏のうつらうつらと春日哉 時候・天文-春日
26 苣の木に雀囀る春日哉 時候・天文-春日
26 豆腐屋の根岸にかゝる春日哉 時候・天文-春日
26 はりものゝもみ衣匂ふ春日哉 時候・天文-春日
26 春の日や鼓のひもの幾ゆるみ 時候・天文-春日
26 春の日を一日眠る子猫かな 時候・天文-春日
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