明るいときに見えないものが暗闇では見える。

映画を消費モノにさせないための咀嚼用ブログ。自己満足風。
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【20世紀少年<第一章>】 原理主義に陥らずに。

2009年02月07日 | 映画


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ロック好きの少年ケンジとその仲間達が少年時代に描いたらくがき“よげんの書”。彼らが大人になった今、そこに描かれていた人類滅亡、世界征服のシナリオが何者かの手により実行されていた。ケンジはかつての仲間を集め悪と戦う決意をする。。。
「YAWARA」「MONSTER」の浦沢直樹が描く壮大な空想冒険コミックを三部作で映画化した第一章。
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第二章が公開始めましたがまだ観てないので、とりあえず第一章の方の感想おば。。。



映画のストーリーはところどころ端折ってますが原作コミックままです。
堤幸彦監督も「原作コピー」を目指したとのこと。

そーゆー前提で見ると、まあよくできてるなぁというのが感想。
あれだけ第一線の若手俳優/タレントで原作イメージままのキャスティングができていることが奇跡、そこに拍手。また少年時代の子役達がまた似てることといったら。ドンキーとヤン坊マー坊が似すぎ。

ともあれ原作原理主義の方々には、アニメ化のほうが向いてたとか、そのそも映画化ムリだったとか批判続出のようですが、今回は映画化に際して原作者浦沢直樹本人が脚本に参加していますので、新たな映画として観賞してみるのがよろしいかと。
(ある意味グダグダだった^_^;)あの原作のラストをどう映画にまとめてくるのかが楽しみでお手並み拝見といったところ。たぶん浦沢直樹本人も原作で伝え切れなかった想いを映画にぶつけてくれるのやと期待。ちなみにボクは原作既読組です。

ともあれ。。
とあるブログで、「原作が面白かったのは、間違いなくこの第一作で描かれる『血の大晦日』(8巻)まで。その後の残念な展開は皆の知るところなので、今回みたいにコピーのクセにストーリー端折るぐらいなら『血の大晦日』までを丁寧に描いて、「あとはコミックで」ぐらいのほうが潔よいだろう。」という感想があったのにはある意味納得(^_^;;


常盤貴子のユキジツンデレに超萌え。惚れ直し。

それと映像化の副産物として漫画内では活字だけのケンジの歌が実際の曲として流れます。エンドロールで。これはウレシイ!
あ、エンドロール後に第二章の宣伝がありますので、急いで席を立たぬよう。
え、カンナが平愛梨… なつかし。



第二章は観るか観ないか微妙。第三章はエンディングをどうまとめるのか観たいので観るつもり。


評価:★★★☆☆(甘め)


最初のトモダチは誰かもろ分かりだけど、カツマタくんはギザギザハートな彼?


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