明るいときに見えないものが暗闇では見える。

映画を消費モノにさせないための咀嚼用ブログ。自己満足風。
それと苦手な文章の練習用。

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【グラン・トリノ】 オレ流に男泣き

2009年10月30日 | 映画


【ネタバレありまくりです】


これまで映画人として全てをやり切ったイーストウッドが、これ以上ない完璧な最後をこの映画に込めた。まさにイーストウッド的なヒーローの終焉劇といえる映画。

古きアメリカ体質を体現したような偏屈老人ウォルトは、ハリー・キャラハンに通じるものがある。神なんぞ信じない実存主義者。言葉汚く他者を罵り、自分の中に絶対的な正義(と思っているもの)がある。しかしいつも葛藤の中でイラつき、眉根にシワを寄せて生きているという矛盾を抱える。(その実、根は悪い人でない)

そんなウォルトもモン族の姉弟に出会う事で少しずつ心を開く。聡明で屈託のない姉スーとの交流から「米食い虫」と差別していたアジア系人種への気持ちは氷解していく。また弟のタオを「トロ助(絶妙な訳!)」と呼びながらも、自身の息子とは結べなかった親子の情を育んでいく。タオに教授する「男とはこうあるべきだ講座」の微笑ましさといったらどうだ。グラン・トリノをデートに使えという、あの誇らしげな満足げな顔はどうだ。

しかし彼は自身が正義と信じて起こした安易な行動により、逆に大事なものをチンピラ達に壊されてしまう。戦時中コリアンに対して犯した罪に同じくオレはまたも間違いを犯したのか。しかし結局彼は神には懺悔することはなく、地下室に閉じ込めたタオの前で懺悔にも似た言葉を吐く、「オレの手はそういう血で汚れている」。そしてあくまでも自分の正義に則った実存主義を貫き通すことで復讐を果たす。これがオレの生き様だ、よく見ておけタオよ。しかしその方法はもうダーティー・ハリーのような「暴力には暴力を」ではなかった。過去へのそして現在への贖罪を果たしウォルトの魂が救われた瞬間だった。さらにその意志はグラン・トリノを通してタオに引き継がれていく。


やーん、かっちょえぇやん。(≧≦)ノノノバシバシ


結局これって「オレはかっこいい死に際を探していた」って事でしょ。でもギリギリのところでジイさんの自己満足に陥っていない、絶妙!でもこれって男だけが分かるマスターベーション映画かもしれん(ジイさんだけに (c゜ε゜c)ププ)。女性にも感想を聞いてみたいものだ。尊厳死という意味では『ミリオンダラー・ベイビー』にも通じるものがある。


ところで最近のイーストウッド作品がスゲエって思うのは、映画の題材として人間の中にある重厚な命題に真正面から向き合い、ちゃんと彼なりの答えを出しているところにあると思う。よくある問題提起をして観客に考えさせるような玉虫色映画では決してないところに強く惹かれるのだ。(たとえその答えに納得いかなくともね。)


これ『ダーティー・ハリー The End 』ってしても面白いかも。
イーストウッドが好きだった人、オススメ。男泣きに泣け!それ以外の人には保証しかねるけどw


評価:★★★★☆

一つだけ難を言えばタトゥーが「家庭」ってのはなんとも…w


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【REC/レック】 P.O.V.のお手本

2009年10月28日 | 映画

今やスペインホラーの代表作と言っても過言ではない『REC/レック』。先日(2009年10月24日)待望の第2弾『REC2/レック2』が公開となった。う~ん観たい観たいぞこれ。諸般の都合により観に行けるかどうかという状況なのだが、その前に前作『REC/レック』について感想をブログに書いて反芻しておこう。

これもいわゆるPOV(主観映像:Point of View)映画である。密着TVドキュメンタリーのレポーターとカメラマンが、深夜のアパートから通報を受けた消防隊に同行。そこには血まみれで凶暴化した老婆が寄声を上げており、助けようとした警官は彼女に襲われてしまう。閉ざされたアパートの中で人々は謎の病原体により凶暴化していき、カメラの前では次々と惨劇が繰り広げられていく。。。という話。



ところでPOV映画(ホラー)には大きく分けてだいたい3種類の方向性があると思う。

①いかにそのものを "見せない" ことにより恐怖を煽ることに主眼を置いたモノ
 『ブレアウィッチ・プロジェクト』など

②カメラ目線により逃げ惑う "臨場感を味わう" ことに主眼を置いたモノ
 『クローバー・フィールド/HAKAISHA』など

③カメラフレーム外から急に「ギャー」って出てきて "ビックリ" させることに主眼を置いたモノ

(+④:ストーリー重視で、単なる映像手法の一つとしてPOVを活用してみたモノ『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』など)


もちろんどの映画も①~③それぞれの要素は持っているのだが、そのバランス具合が難しい。①が強ければ環境設定/脚本が弱いと消化不良になってしまう、②が強ければただの遊園地の乗り物(アトラクション)になってしまう、③が強ければただのビックリ箱になってしまうという感じ。で今回の『REC/レック』がスゴイのは①~③のバランスがことごとく精妙なのところ。とにかく笑うほど怖いw。精神的にというか視覚的に怖すぎる。あらゆる映像が緻密に計算されたアングルとフォーカス、タイミングで責めてくる。冒頭はゾンビをちょろちょろとカメラの端にだけ写しこみ、軽い消化不良を味あわせながら期待を煽る。ビックリさせたいときには、"ジャーン"とゾンビの顔が大写しにフレームイン!臨場感を出したいときにはカメラが上となり下となり縦横無尽に動く。不気味な映像を見せたいときにはボンヤリ暗視映像で写しこむ。77分という短尺だが、前半を除けばほとんどカメラ視点での恐怖がノンストップで続き、レポーターとカメラマンの絶叫体験をリアルに共有させられる。富士急ハイランドの戦慄迷宮だって45分じゃなかったか?息つくヒマがないのである。スタッフはとにかくPOVを計算しつくして、最大限の効果を狙っているのだろう。まるでPOV映画のお手本のような映画。じゃあ策に溺れているかと言えばそんなことはなく、まあ最後に明かされるオチはそこそこではあるがストーリーの面でも十分楽しませてくれている。最後のシーンが見せ方も王道でこれまた良い。なんというかやり切った感があるホラーだった。

『REC2/レック2』は舞台そのままこのラストの続きから始まるらしい。え、それじゃあ二匹目のドジョウ過ぎでは!?と思うのだが、映像技術にさらに磨ききをかけ、新たなPOVの可能性を持ってボクらを待ち受けてくれているらしい。これだけ『REC/レック』が楽しませてくれたのであれば、次も期待を裏切らない新しいものを魅せてくれるに違いない。期待大。


評価:★★★★★

レポーター役のアンヘラが「だけじゃないテイジン」に見えるのはボクだけではあるまいw


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【Paranormal Activity】 期待のフェイクドキュメンタリー

2009年10月19日 | 映画


ここのところフェイクドキュメンタリー/POVを中心にDVDを観たりしてたのだが、アメリカで超低予算ホラー「パラノーマル・アクティビティ(原題)」が大変なことになってるらしい。

なんでも制作費わずか1万5000ドル(101万円!)。第二の『ブレアウィッチ』に成り得るかと大騒ぎだそう。まあこの大騒ぎからしてどこまでヤラセかわかんないけど、とにかく安くてウマイ映画が観られそう。楽しみ。(とわいえ、自分が安く済むわけではないw)


■今日時点での全米興行収入ランキング(今週の状況はここにリンク

 ① かいじゅうたちのいるところ(Where the Wild Things Are)
   今週:3247.0万ドル 累計:3247.0万ドル

 ② ロー・アビディング・シチズン(Law Abiding Citizen)
   今週:2125.0万ドル 累計:2125.0万ドル

 ③ パラノーマル・アクティビティー (Paranormal Activity)
   今週:2016.3万ドル 累計:3371.7万ドル


■eiga.comの記事
http://eiga.com/buzz/20091013/20


■"Paranormal Activity" - Official Trailer [HQ HD]





実は「かいじゅうたちのいるところ」が一位な方がウレシかったりしてw


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【ダイアリー・オブ・ザ・デッド】 デッド6作目に期待

2009年10月16日 | 映画



まだまだ第一線でがんばるロメロ翁のリビングデットシリーズ5作目w

あいかわらずゾンビ映画なのに社会派ホラーというスタンスは変わらない。ロメロにしては小規模低予算のインディペンデント作品なのだが、映像の完成度の高さに驚くことしかり。てか、こんな時代の最先端なところを取り入れたお話を70の声を聴くお年寄りが脚本・監督しているってのに驚く。

映画学校の生徒であるジェイソンは仲間と山奥で卒業作品の撮影をしていた。そこにラジオから世界中で死体が蘇り人間たちに襲いかかっているという信じられないニュースが流れる。半信半疑で彼らが下山するとまさにその戦慄の光景が目の前に繰り広げられていた。そこでジェイソンもこの状況をビデオカメラで記録し始める。

今回は現在のネット浸透社会でゾンビが蔓延したらどうなるかを描いている。事態は沈静化していると虚偽報道を繰り返すTV・ラジオに対し、MyspaceやYoutubeなどではそれに反し次々と凄惨な現場の映像がUPされる。ロメロは規制されたメディアへの反発を示す一方、暴走する新メディアに対しても警鐘を発している。「大丈夫です」としか報道しないTVに対し、最初は「アタマを撃て」というような有益な情報を伝えるネット動画だが、しょせんズブの素人達がUPするそれらの情報は大量の恐怖を煽るただのゴミの集まりとなり結局正しい情報は伝えられない。またジェイソンは友人を助けるよりも映像を残すことに執着する。素人がカメラを持つことによりモラルは暴走し、ついには自身もゾンビの餌食となってしまう。「撮らなければ何もなかったのと同じ」本作を象徴する印象的な言葉だ。

今回はジェイソンの撮影映像を中心としたPOV映画になっている。しかし(わざと入れ込んだ)画像のブレや暗視などのPOV手法が思いのほか少ないため、『クローバーフィールド』や『REC』のような臨場感に欠ける。であればあまりPOVにこだわって作る必要はなかったかも、とも思う。なぜなら中途半端なレンズを通してみるPOV映像はやはり傍観者としての目線になってしまうから。最初から最後まで恐怖の中に入れなかった。やはりPOVは"お化け屋敷"感覚に利用する手法なのだろう。

残念ながら今回は"中途半端なPOV"とさらに"インターネット"という双方バーチャルなものが主題となってしまったせいで、なんだか"現実感"が遠くなっていた気がする。そのため「人間が一番恐ろしい」といういつものオチにも上手にランディングしきれていないと感じられた。最後のハンター達のシーン(『NIGHT OF THE LIVING DEAD』『DAWN OF THE DEAD』に同じ)もそれが分かっているだけに後付けされたように思われてならない。

ただし本作観ておいて絶対損はない。だってそれはロメロだからw ..じゃなくて、新しい目線、新しい試みで作られたゾンビ映画だから。誰もが新鮮な驚きがあると思う。


そしてボクはロメロが好き。またリビングデッドシリーズを見てしまうだろうと思う。

評価:★★★☆☆

アーミッシュのおっさんのシーンが最もロメロっぽくて好きw


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【ウォッチメン】 ボクにはアレ、鼻水に見えます・・・

2009年10月13日 | 映画



『ウォッチメン』をやっとこさ見た。
実は早々に原書を読んで待っていたのだが、その時点ではあまり面白さを感じられなかった。評判のワリには、へぇ~なるほどねという感じ。とはいえ英語を100%理解できているわけでもなく(たぶん40%)そもそも難解なオハナシなので、細かい意味を把握できていないためその程度に感じてしまうのだろうと思っていた。そして今回映像化された本作を見ることで、なんとなくいろいろなものが見えてきた。

この原作コミックって日本に例えると『アップルシード』や『攻殻機動隊』などの士郎正宗なマンガなのだと思う。難解なマニア向け作品であると同時に、それぞれのコマひとつひとつにさえ個別の意味を持たせてある・・・ように見える。街の人々のつぶやき、看板、新聞の見出し、小道具などモノによっては本編への関係性にも疑問が残るほど多彩な情報を詰め込み、その濃密な意味を探ること自体を作品の楽しみに昇華させている。また同時にそれが作品全体の醸し出す雰囲気をカタチ作っていく。さらに読者は(もしかしたら意味のないかもしれない)それらのディティールをさらに深読みすることで、その作品を自分だけの想像の領域に拡大し、ついには神聖化する人まで現われる。それが良い悪いということではなく、つまりはそのように楽しむ作品だ、ということだ。そのため英語ネイティブでないボクには残念ながら原作をそこまで楽しむだけの技量はない。

で、本作『ウォッチメン』はその性質上、映像化された時点で濃密さは薄れてしまいその面白さは半減してしまう。いやザック・スナイダーは本当によくがんばっていると思う。原作に忠実ながら微妙な端折りや追加、入れ替えにてある意味これ以上の映像化は無理ではないかというレベルまで良く作ってある。コミックであるがゆえ映像とは親和性も良く、オープニングのコメディアン落下シーンはさすが『300』の監督だと魅入ってしまう。ただやはり行間に漂っていた<何か>は失われれてしまっているようだ。

ではディティールを削り落として見えてくるストーリー本編はどうだろう。残念ながらこちらは当初原作を読んで思った感想に同じだ。"ウォッチメン<監視者>"と呼ばれたヒーロー達は実はただの人間+αの自警団であり、ヒーローと言えどもそその人格、政治理念等によりその正義は変わってしまう。そんなヒーロー達を誰がウォッチ<監視>できるのか、という斬新な設定は興味を惹くが、それ以外はなんだか突拍子もなく詰めも甘い。

最も寒いのはDR.マンハッタンがあの程度のことを「奇跡」として人類を助けに戻ってしまうこと。彼は自身が粒子分解できる存在になったことですべてを神のレベルから捉えていたはずだ。人間の存在や争いなど宇宙的視点で見れば諸行無常で意味はない、よね?(『地球が静止する日』も同じ寒さ。)

好みだったのはロールシャッハのキャラクター。
実は悪を暴力で制圧するただの危険人物とも言えるが、唯一最後まで妥協をせず自らの正義を貫いた。見た目のダークヒーローさもステキだ。
ただ幼女誘拐犯を直接その手で裁くゴア描写は原作と違っており本来のロールシャッハ像を歪めており不満であった。

なんだかイロイロ能書きを垂れてしまい申し訳ない。
ま、こういう映画、単なる好みなのでしょうなぁ。あとはそれなりのバックボーンがある人向けの作品だと思われ。アメコミ好きであること、もちろんその上で原作を読み込んでいること。冷戦以降のアメリカの歴史にある程度精通していること、そしてできればネイティブスピーカーであること。普通の日本人としてはかなりハードル高いですなぁ(= =)


評価:★★☆☆☆

原作読んだ人にはススメます。


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【007/カジノ・ロワイヤル】 胸板に男惚れ

2009年10月12日 | 映画



本作はめずらしく地上波で観賞した。最近は劇場もしくはDVDで観賞することが多くなったためどうしても自身の観賞優先順位で下位にある映画はなかなか日の目を見ることがない。今回の新生007もその部類の作品であり、なんとな~く観たいとは思っていたのだが劇場で観損ねてからグズグズと早三年の月日が経っていた。そういう意味でたまにこの手の地上波放映というのは、思いのほか気持ちよく背中を押してくれるときがある。

さて、ところでボクの中でのジェームズ・ボンドは実はロジャー・ムーアである。ティモシー・ダルトンでもピアース・ブロスナンでもなければ、ましてやジョージ・レーゼンビーでは絶対ない。どころか大半の人々ボンド像として思い浮かべるであろうショーン・コネリーに至ってはインディ・ジョーンズの親父にスッポリ納まってしまっている始末だ。幼少の頃に地上波で見た007がほとんどロジャー・ムーアだったためそれも致し方ないことと思う。そのためボンドと言えば上品でスタイリッシュ、自身の手は汚さず、汗や血にまみれることもないというイメージがある。今回の6代目ダニエル・クレイグに関しては喧々諤々賛否両論あったようであるが、あまりにもボクの中のボンド像とかけ離れすぎていたため、全く違うアクション映画として楽しめた。

ハリウッドのネタ不足からビギンズものが乱発されている昨今、007も例外に漏れず本作が作られたワケだが、全く白紙からボンドを作り上げるという点では成功していると思う。金髪と青い目は立派にブリティッシュなのに、どうしても労働者階級のニオイがプンプンしてしまうというボンドは誰もが予想しなかっただろう。筋骨隆々のスーパーアクションは荒削りながら『ボーン』シリーズもビックリ。そしてあの拷問シーン、男なのに興奮したのはボクだけではあるまい。。。少なくとも新宿二丁目では嬉しさに悲鳴の上がる出来だ。また最近の007に見られた過剰な演出やCGの多用によるリアリティのなさを一度リセットして本来のスパイアクションとしての007を本気で作り直そうという意気込みも十分感じられた。

ま、ストーリーはだいたい読めるし驚くほどの展開もない。残念ながらボンド・ガール(って言っていいのか)のエヴァ・グリーンには魅力感じなかったので、本作の主題である愛の封印という意味合いではちょっと拍子抜けなのだけど、今回は初登場で彼の厚い胸板を印象づける回だったと思えば十分の出来ではないでしょうか。いちおボンド・カーはアストン・マーチンだし、小道具もそこそこ出てて楽しかったですしな。(ボクの中のボンド・カーは潜水艦になるロータス・エスプリなんだけど。)

最後も「My name is Bond. James Bond.」でシメててかっちょ良かった。007のオープニング音楽もやっと鳴りましたね。冒頭に銃口からの目線でバキューンって恒例のヤツがなかったですが、次作からはあるのかな?『007/慰めの報酬(2008)』も俄然観てみたくなってたりして。


評価:★★★☆☆

MI6よ、AEDのボタンは遠隔で押せるようにしとけw


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【かいじゅうたちのいるところ】 ボクの中のWILD THINGS

2009年10月12日 | 映画



世界中でベストセラーのかの絵本『かいじゅうたちのいるところWhere The Wild Things Are)』が映画になるらしい。たぶん誰もが一度は表紙ぐらいは見かけたことがあると思う。ボクは学生になってからこの作品に出会った。一目見るなりなぜだかものすごく魅力を感じて学生生協の書店で衝動買いしたのを覚えている。特にかいじゅうたちの絵柄が大好きで、後に原書も買い求めた。

「君を大好きだから、食べてしまおう。」

来年の1月。ボクの心の中のWILD THING達がどのように映像化されるのか、今から楽しみだ。

公式サイト&予告編はこちら
http://wwws.warnerbros.co.jp/wherethewildthingsare/



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【イエスマン “YES”は人生のパスワード】 空に "SAY YES!"♪

2009年10月09日 | 映画
『イエスマン』予告編(Youtube)


やっぱりジム・キャリーはこうでなくちゃね。ここのところ『マジェスティック』、『エターナル・サンシャイン』、『ナンバー23』などシリアス路線に進んでいたため、残念ながらちょっと違うかなぁと思ったりしてたのだが、本作はああこれこれと安心して観られる映画。(とはいえ『エターナル・サンシャイン』は最高に良い。)

友人の誘いでも仕事でも何でも"ノー"と答え、いつもレンタルビデオでヒマをつぶしネガティブに生きてきた男カール。そんなある日、心から人生を謳歌している様子の古い知人が現われ、怪しげなセミナーに誘われる。親友の結婚式もサボってしまった翌日、彼は自分を変えようと何気なくそのセミナーに参加してみることにする。主催者は「意味のある人生を送るための唯一の方法は如何なることにもすべて"YES"と答えることだ」と言い、カールはその誓いを立てさせられてしまう。

ボクは自己啓発本とか大好きで、この映画に出てくるようなかなり怪しげな眉唾モノのセミナーとかにも参加したことがある(^_^;;。そのためこの設定だけでかなりのツボ。主催者役のテレンス・スタンプが特別な演出もなくそのまんまの姿で出演してるのに、あの怪しさはかなり笑える。

"YES"を連発していくことで、カールの人生が好転していく様が非常に軽快で心地よい。結局カールは"YES"を言い続けることに行き詰ってしまうのであるが、最後まで説教臭さがないのですべてご都合主義なのにそれを感じさせない爽快感で突っ切ってくれる。そして彼の行き詰まりは今まさに自分が発している"YES"と"NO"の意味を見つめ直す良いキッカケとなる。ボクの"NO"は本心だろうか?本当は寂しいのでは、やってみたいのではないだろうか?あなたの"YES"は無用な自己犠牲にはなっていないだろうか?

劇中のアリスのセリフ「子供の頃は人生なんて遊び場だってみんな知ってたのにね。」。そういやそうだった。明日からは会社でも私生活でもまずは何でも"YES"と肯定して受け入れ、チャレンジしてみようと思いたくなる。DVDで観るのにちょうどええ(by 二丁拳銃)、人に勧めたくなるそんなステキな映画。ジムのヘン顔もケツもみられて大満足w。合わせて『300』もどうぞw

あとはなんといってもヒロインのゾーイ・デシャネル(名前難かしっっ!)。『ハプニング』で観たときは全然魅力感じなかったんだけど、本作ではキュート極まりなくいい感じ。「愛しちゃったかも」のシーンはもう悶絶でしたw。彼女の目が誰かに似てるなぁと思ったら、若かりし頃のメグ・ライアンにそっくり!なるほどそっち方面の魅力でしたか。


作品に4つ、ゾーイ・デシャネルで+1つですw

評価:★★★★★

「ミュンヒハウゼン症候群」が超イケテル *≧▽≦)ノ



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【劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー】 見所は熱きガクちん

2009年10月01日 | 映画


『仮面ライダークウガ』に出会ってはや10年。平成ライダーを見続けてはや10年すよ。その10周年(dicade)お祭り映画がこの『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』。Gacktの歌にのって流されるライダー勢ぞろいのTVCM!否がおうにも期待は高まるっちゅうもんで、40目前にした大きなお友達二人でいそいそ観に行きましたよ、ええ。

。。。さて、まあ子供向けお祭り映画なのでいろいろ言うのもはずかしいところではあるのですが、残念ながらストーリーがつまんなすぎだろうよ。一緒に行った友人は寝てしまってました。。。

TVシリーズの方だってお子様にはストーリーはほとんど分かってないだろうという前提で少なからず複雑な展開にしているのだから、映画だってそれは同じだろうと思う。劇場版仮面ライダーがこんな体たらくになったのはいつからかねぇ。カブトとかもひどかったけど、ままそれなりに話は作ってあったでしょ。今回が脚本的には最低レベルヾ(´ー`* )ノフッ。『劇場版仮面ライダー龍騎エピソードファイナル』ではTVシリーズとは違ったすばらしく奥深いエンディングで泣けるほど感動できたりしたもんだが。調べてみれば本作は監督(アクション監督)は龍騎劇場版の金田氏で、脚本はカブト劇場版の米村氏だったりする、微妙。

それでも歴代ライダー映画史上最高の興行収入20億円らしい。。。であればなおのこと小さなお友達だけでなくお金出す大きなお友達にも楽しめる脚本書いてくださいよ。お父さんの心が離れると収入にも響きますぜ、東映さん。

ところで見所はGacktの熱いシーン「それが仮面ライダーだろ!」と、全ライダーが並ぶシーンですか。あと大浦龍宇一演ずる月影ノブヒコ/シャドー・ムーンが思いのほかかっちょよかったのが拾い物。ヘンな司の妹が出てきてしまったせいで森カンナちゃんの出番が薄かったのが残念。ドアをはさんで三文芝居させられていたのも残念(ノД`lll) 。冒頭のライダーバトルは正直(゜⊿゜)イラネ。仮面ライダーGも海東のお宝だってのには笑った。てつを兄さん賀集くん、わざわざおつかれさまでした。

12月の劇場版エピソードファイナルに期待しますっc(`Д´c)プンスカ
#結局観に行くし。。(^_^;;;
#確信犯でだまされて友人と激論交わして遊ぶってのが大人ってもんでしょ。
#ま、毎年恒例のお遊びですから。

評価:★☆☆☆☆
お祭り映画として無条件に:★★★★★


これなら藤岡弘、出てくんなかったのかなぁ。それだけでOKなのに。オダギリとか水嶋とか健とか言わないから。オファーしなかったのかなぁ。。

あと戦隊モノの方(シンケンジャー)も相当パワーダウンしてましたね。ハリケンブルーとウメコが見たひ。。


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