アラスカ州ノーム地方での起こった多数の行方不明/不眠症患者排出事件を追ったドキュメンタリー(風)作品。ミラ姐が出てきて「信じるか信じないかはあなた次第」なんてハローバイバイ並なコピーを言わせられているCMにまずひと笑い。海外ではネタバレ前提でプロモーションしてますが、日本ではなぜか隠して上映。まあオチ一発映画なので言っちゃあオシマイなところはあるのだが、これは観に行く前の人たちには敢えてオチを伝えておいた方がいいとボクは思っている。
【ということで以下からネタバレ。どうしても知りたくない人以外はどうぞ】
...とりあえず行間空けのため予告編でもつけとく
The Fourth Kind Trailer
この事件、実は「宇宙人(らしきもの)によるアブダクション(拉致・誘拐)」の映画。ええっ!!今さらそんなネタ?もうX-FILEとかで見飽きたってばさ。。。少なくとも心霊モノや不条理モノの話ならまだしも、宇宙人って。。。ってのがっ普通の観客の反応だろう。不条理でさえもなく実際にちゃんとした犯人のいる犯罪モノかも、なんて期待していた人には宇宙人が出てくる=「夢オチ」に匹敵するレベルで怒りさえ覚える場合もありうるだろう。実際ボクが劇場を出るときには「なんじゃぁこりゃあ!」とジーパン刑事並みに怒りをぶつける観客の姿も見られた。
ということで本作は
(1)(ボクのような)宇宙人とかのオカルト系大好きっ子が、
(2) それ系作品だということを前提に
(3) こんなショボオチをどうやって面白作品としてランディングさせるのかを観て
(4) 積極的にアイデアに乗っかって気持ちよく騙される
というのが正しい見方だと思われる。つまり「for the fans...」な映画ということだ。逆を言えば、こういうののfanでないと鑑賞には堪えられない。そしてボクはこのようなヘモ映画養護派。本作を観て怒るのは無粋というもの。そのためにも敢えてネタバレしておきたかった。
では面白くないかと言えばそんなことはない。本物の記録映像を使っているということがウリなのだが「映像の一部はかなり衝撃的です」と最初にうたっているだけあって、劇場の座席からケツ浮かせてしまうほどの衝撃度がある。まあ言ってみればビビらせ系なのだが、心理学者が撮影したという催眠療法中の患者映像と、役者によるその再現フィルムとを上下左右に並べて見せたりと、映像手法が工夫されており真実味を演出している。モキュメンタリーは多数観てきたがこれはこれで斬新で味わい深い。また何者かに拉致される時の恐ろしい演出には人によっては不安で夜眠れなくなるかもしれない。正直ボクも「これはマジ話では!?」と信じそう(というか敢えて信じたい性質^^;)になったが、古代の某研究と繫げて来た時点でかなりのクスクス感に変わった。これ系にはよくあるオチだけど、いやぁこれ好みだわ。
すでにこんな悲しいニュースも流れてしまっているが、この際、本当かどうかなんて関係ない。信じたいものを信じるのが楽しいのだ。
ちなみに " (Close encounters of)The 4th Kind " というのは、UFO好きには有名な言葉で、異星人とのコンタクトレベルを示す。つまり「第4種接近遭遇=宇宙人による拉致・誘拐」のこと。また超有名作品『未知との遭遇』の原題は『Close Encounters of the Third Kind(第三種接近遭遇=宇宙人との接触)』なんです。それだけでも一部の人にはバレてんすけどね。
"地球外知的生命体"という言葉に未だに胸おどる人には必見。一見の価値はあると思うぞ。
評価:★★★★☆
ちなみに10年以上前に新宿にて矢追純一氏を目撃したが、若い女の子を両手にハベらして鼻の下を伸ばしていたのを見てショックだったのを思い出したw
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↑『マジェスティック12』に傾倒していた人は絶対押してねw
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The Fourth Kind Trailer
この事件、実は「宇宙人(らしきもの)によるアブダクション(拉致・誘拐)」の映画。ええっ!!今さらそんなネタ?もうX-FILEとかで見飽きたってばさ。。。少なくとも心霊モノや不条理モノの話ならまだしも、宇宙人って。。。ってのがっ普通の観客の反応だろう。不条理でさえもなく実際にちゃんとした犯人のいる犯罪モノかも、なんて期待していた人には宇宙人が出てくる=「夢オチ」に匹敵するレベルで怒りさえ覚える場合もありうるだろう。実際ボクが劇場を出るときには「なんじゃぁこりゃあ!」とジーパン刑事並みに怒りをぶつける観客の姿も見られた。
ということで本作は
(1)(ボクのような)宇宙人とかのオカルト系大好きっ子が、
(2) それ系作品だということを前提に
(3) こんなショボオチをどうやって面白作品としてランディングさせるのかを観て
(4) 積極的にアイデアに乗っかって気持ちよく騙される
というのが正しい見方だと思われる。つまり「for the fans...」な映画ということだ。逆を言えば、こういうののfanでないと鑑賞には堪えられない。そしてボクはこのようなヘモ映画養護派。本作を観て怒るのは無粋というもの。そのためにも敢えてネタバレしておきたかった。
では面白くないかと言えばそんなことはない。本物の記録映像を使っているということがウリなのだが「映像の一部はかなり衝撃的です」と最初にうたっているだけあって、劇場の座席からケツ浮かせてしまうほどの衝撃度がある。まあ言ってみればビビらせ系なのだが、心理学者が撮影したという催眠療法中の患者映像と、役者によるその再現フィルムとを上下左右に並べて見せたりと、映像手法が工夫されており真実味を演出している。モキュメンタリーは多数観てきたがこれはこれで斬新で味わい深い。また何者かに拉致される時の恐ろしい演出には人によっては不安で夜眠れなくなるかもしれない。正直ボクも「これはマジ話では!?」と信じそう(というか敢えて信じたい性質^^;)になったが、古代の某研究と繫げて来た時点でかなりのクスクス感に変わった。これ系にはよくあるオチだけど、いやぁこれ好みだわ。
すでにこんな悲しいニュースも流れてしまっているが、この際、本当かどうかなんて関係ない。信じたいものを信じるのが楽しいのだ。
ちなみに " (Close encounters of)The 4th Kind " というのは、UFO好きには有名な言葉で、異星人とのコンタクトレベルを示す。つまり「第4種接近遭遇=宇宙人による拉致・誘拐」のこと。また超有名作品『未知との遭遇』の原題は『Close Encounters of the Third Kind(第三種接近遭遇=宇宙人との接触)』なんです。それだけでも一部の人にはバレてんすけどね。
"地球外知的生命体"という言葉に未だに胸おどる人には必見。一見の価値はあると思うぞ。
評価:★★★★☆
ちなみに10年以上前に新宿にて矢追純一氏を目撃したが、若い女の子を両手にハベらして鼻の下を伸ばしていたのを見てショックだったのを思い出したw
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