■『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』予告編 (Youtube)
3D版の時間と合わなかったので2Dで。しょうこりもなくオジサン二人で夏休みの子供たちに混じって観賞。
なんかもう最終回観たような充実した気分。いやぁいい出来。
平成ライダー映画の中では仮面ライダー龍騎が間違いなく一番と思っているのだが、今回は昨年のビギンズナイトと合わせ技でダブルに軍配を上げたいかも。親子の愛情と葛藤、キャラクター達の成長、風都を愛し風都から愛されるヒーロー像と、物語の核がしっかりとしており大人の鑑賞にも耐えうる。もう子供達だけの作品ではないのを改めて実感。
去年の某世界の破壊者とは違い、テレビは連続ドラマとしての楽しみ方、映画は映画でしか見れられない演出が工夫されておりそのメリハリがとても良い。サービス満点のフォームチェンジ祭りやテレビでは観られない大掛かりなワイヤーアクションの多様、ハデなバイクチェイスにフィリップの涙、無駄にカッコ良さ5割増のアクセルの変身や、映画オリジナルキャラクターの豪華さと、あれこれてんこ盛りの全部のせ祭りだ。
仮面ライダーダブルの魅力は「正義の味方であることに迷いがないこと」、これに尽きる。平成ライダーシリーズが始まって11年。大人の観賞にも耐えうるものにしようという制作者達の想いから、そのストーリーは複雑化し単純なヒーロー像からの脱却が図られていく。ライダーが敵同士となり闘いを繰り広げたり、そもそもライダーが正義か悪かわからないといった設定は、物語に深みを出しながらも本来のヒーロー像というものをねじ曲げてきてしまったところもある。そのため昭和ライダーファンからは平成ライダーには否定的な意見も多い。だた今回のダブルはひと味違う。風都という街を愛し、風都に暮らす人々を愛し、迷うことなく悪と闘い続ける。翔太郎とフィリップの友情。よきライバル照井竜と、時にはライダーを食ってしまうほどの活躍を見せる所長亜樹子。それをサポートする風都の人々。そして鳴海壮吉の存在と、正義への確固たる布陣がここにある。
その上で、本作で初めて翔太郎が変身した仮面ライダージョーカー(切り札)は、そんな想いを体現するかのように昭和の1号ライダーをリスペクトしまくる。効果音やポーズに1号ライダーのものが使われ、必殺技は「ライダーパンチ」に「ライダーキック」だ。ああこれがボクらの観たかった平成ライダーなのだと本作を観て改めて思う。
昨今の平成ライダーに嫌気がさしてしまった方々にも改めて観てもらいたい。そう胸を張って言えるライダーに10年の時を経て成長した。それが『仮面ライダーW』なのだ。
そして本作の最後のシーンを観て思ったのが、昨年9月に開始当初あんなにウザかった亜樹子所長がこんなにカワイクいい子に思えている時点で、ダブルはボクにとって大成功な作品だったのだということだw。その想いは1年観てきた人たちは皆同じなのではなかろうか。
TVもあと2回を残すのみ。これからも盛り上げていきまっしょい。
あ、スマセン。ゴセイジャーに触れてませんが、まあそういうことですw
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◆ そして本作への想いを徒然に…
・須藤元気に全部持って行かれ。「イケメンで強いの、嫌いじゃないわ!」w
・ヒートドーパントが片腕マシンガールの八代みなせちゃんぢゃないかっ!
ああ蹴られたいw
・松岡さん歳いってて大丈夫かなと思ったけど、めちゃカッコエエやん。
・青ナスカ!尻彦希望!
・ウェザーがザコなんて。。。
・「オレに質問するな」がいい感じ。
・「A」と「K」と「B」と「Q」のメモリw
・あのスカルはMOVIE大戦のパラレルワールドから来たスカルかな。
・ロストドライバーほしい。
・切り札はやっぱり翔太郎なのだ!
・そういや地球の本棚は3Dで観たかったかも。
・「おまえの罪を数えろ」「いまさら数えきれねぇ」w
・長澤奈央さまが!
メレさまも出てるとなおよい。
(でも45話と46話の間じゃ、まだだっけ)
・照井と所長ってばっ(*^^*)
・タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ!タトバコンボ!
来年のオモチャも売れるぞこりゃあw
・あはー、こりゃあディレクターズカット楽しみ~。
・げ、パンフがDVD付きだって!?言ってよ~
評価:★★★★★
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あ、12月もあるんだ。おのれディケイドめw
■2010.8.30追記
こんなステキな記事をみつけました。
コピペはダメよw
http://ameblo.jp/zodiac27/entry-10626388536.html