一昨日のある新聞一面トップに、高校運動部の顧問の先生による不適切指導が掲載されていました。同業者として残念に思うと同時に、色々と考えることが多かったですね。私が日頃の指導で意識していることは、生徒目線と保護者目線。これが顧問目線になってしまうと、つい指導が顧問主体の独善的になリがちになってしまうと感じています。
本校では全国レベルの部活動が多く、顧問の先生方も専門的な知識を持たれた優秀な方が多いですね。指導する分野は異なっても、生徒への接し方やトレーニング法など、色々と参考にさせて頂いています。授業後の校内は各場所で部活動に打ち込む部員の姿があり、本当に活気があります。しかし、全国を見渡せば時代の流れか、中学や高校での部活動は縮小傾向にあり、地域や学校により指導陣も先生方から外部コーチの方に移行しつつあります。
私が創部時に持っていた思いは、『武道の鍛錬を通じた、社会に通じる人づくり』。いつも初心を忘れずに、今後も指導にあたっていきます。👪