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「晴行雨筆」の日々から生まれるもの

史跡玉川上水整備活用のための作業説明会(小平市・立川市域)

2023-07-20 07:14:47 | その他
史跡玉川上水整備活用のための作業説明会(小平市・立川市域) 記録メモ(水口)
日時:令和5年7月20日(木)19時~
場所:中央公民館視聴覚室
参加市民:5名+水口
次第:2.水道局境浄水場長挨拶
   3.水道局、東京水道(株)、小平市(水と緑と公園課、文化スポーツ課)、立川市 自己紹介
4.樹木処理作業等について
    ・伐採は赤テープ、強剪定は黄色テープ、剪定は青テープを貼る。
   5.史跡玉川上水整備活用計画検討委員会の設置について(*水口はここから参加)
    ・5月23日に第一回委員会を開いた。令和6年度から16年度が対象となる計画を策定する。
    ・水路、法面の保全、法面補修、サクラの保存と被圧樹木の処理、植生管理(ナラ枯れや、多様性に配慮した管理)、地元自治会との連携、などに基づく活用整備を規定する。
   6.質疑応答
問:鷹の台自治会のユノキさん:新堀用水は小平市など、管理主体がいろいろでわかりにくい。どんな対応をしているのか。
答:昨年度は、中流部18㎞の環境調査や樹木医による樹勢調査をした。その結果、ナラ枯れの(?)被害木が800本あまりあり、今年度は、それらの樹木の根株の腐朽診断など詳細調査をしている。それらの調査に基づき、枯死した木や、不健全な木、周辺住宅等への影響、警察等からの連絡、などで樹木処理を行う。
問:江戸東京学び舎ユネスコクラブのクボタさん:月に1回、玉川上水の自然観察会をしているが、下草刈りで貴重な野草が刈られていることがある。専門知識をもたない人が刈っているのか。
答:小平市では、毎年11~12月に下草刈りをしている。貴重な野草があれば、具体的な場所を東京水道(株)か境浄水場に知らせてほしい。
問:鷹の台自治会の方:樹木の周辺住宅への影響に配慮してほしい。(スライドで紹介された)小桜橋下流では、緑道の桜が斜めになっていて危ないのではないか。台風対策の意味もあり、樹木の高さに気を付けてほしい。
問:近所で、枯れたナラの枝が路上に落下した。これで3回目。現在、ポールを立てて、伐採の方向で作業中だが、危ない枝は取り除いてほしい。
問:玉川上水での作業を示す黄色い看板は、美観上よくない。
答:作業期間のみの掲示で、すぐ取れるようなものにしている。
問:岩井さん:羽村から浅間橋まで歩いた。橋が105あり、橋から玉川上水の深さを赤外線で(?)測ったところ、小平区間が、5~7.5mで、他区間より深いにも関わらず、柵の高さが60㎝くらいでまたげる状態である。今年4月には、東小川橋のところで亡くなった方がいる。今日の午前中に、西部公園緑地事務所にも行ってきたが、他市区間の柵は、一部高さ80㎝のところもあるが、ほとんど110㎝ある。小平区間は、橋の上から水面が見えず、高さが感じられない。東小川橋では対岸も見えず、そのために発見が遅れたということもある。これまでも、年1回くらい落下事故がある。水面が見えない部分は、危険性を認識できるように刈り取ってほしい。
答:眺望の確保は、整備活用計画でもうたっており、刈ることは検討したい。
問:クボタさん:柵については、反対運動があったのか。小平市部分はなぜ低いのか。
答:水と緑と公園課:小平市部分の柵を設置した当時は、現在と基準が異なっていたのではないか。
問:クボタさん:安全管理には反するが、柵が低いから、例えば柵を乗り越えて昆虫をつかまえて子ども達に学習させる、などもすることができており、難しい面はある。
答:水と緑と公園課:小平監視所の下流部分は、高さ110㎝の柵になっている。状況を見て、都建設局が対応していくと思う。
問:鷹の台自治会の方:高さ110㎝にしても、越えようと思えば乗り越えられる。史跡であり、景観重視の観点から、自分は今のままの柵でいいと思う。100年先を見据えて残すようにしてほしい。
問:ユノキさん:台風が来た後に、樹木の調査をしている人がいて、聞いたら役所ではなかった。環境重視で、家の前の小さな木も切ることはできないのか。環境にうるさい人ではなく、住んでいる人の意見を聞いてほしい。環境重視で意見を言う団体があるのか。
答:水と緑と公園課:玉川上水の景観に配慮する団体はある。管理主体もいろいろだが、適切な管理方法を検討したい。
問:クボタさん:玉川上水のごみを市民で掃除して取ることはできないのか。
答:小平市部分は特に深くて危険。ごみを見つけたら、連絡してほしい。
問:岩井さん:八左衛門橋?のたもとあたりは、交通事故が起きそうなので、視認性を確保してほしい。山家橋?も、水路の中に木が生えていて、対岸が見えないので、対処してほしい。
答:視認性の確保は検討したい。

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