高槻成紀. 2011.
生物が消えていく.
学校図書、中学校国語, 2: 130-132.
自分の文章が国語の教科書に載ることがわかったとき、とても感激しました。そして、すぐに父のことを想い出しました。父や九州の寒村に生まれ、家庭が貧しかったために、教育が受けられなかったことを一生の無念と感じていました。そして子供が好きで、子供の教育をこの上なく大切だと考えていました。だから、このことを知ったら心から喜んでくれたろうと思ったのです。
高槻成紀. 2011.
モンゴル草原の生物多様性
理科教室, 54: 74-77.
モンゴルの研究はあまり論文にしていないのですが、何に興味をもち、どんなことを調べているかを紹介しました。
高槻成紀. 2011.
私にとってのクマ
Bears Japan, 12: 23-24.
自分はクマの研究をしませんでしたが、指導する院生がヒグマとツキノワグマを研究してくれたので、いっしょに研究できました。そのとき思ったのは大学にいるより調査地にいることの大切さです。若い頃アメリカにいってマッカラーさんという研究者が学生を山の中に「放り投げて」いるのをみて、自分もそういう立場になったらそうしたいと思っていたのです。それには学生に対する絶対の信頼感が不可欠で、それに挑戦したということを書きました。
高槻成紀. 2012.
生態学者が都市に住む
都市問題, 2012.9:1.
高槻成紀. 2012.
オオカミを見る目
「新しい国語1」, 東京書籍
自分の文章が国語の教科書にのった2つめの経験でした。
高槻成紀. 2012
おもしろいと思うことをやればいい:菊池さんから教えてもらったこと
「ねこさんに教えてもらったこと菊池多賀夫博士追悼文集」
東北大学時代にお世話になった菊池先生は、私が植物生態学研究室の助手でありながら、動物のことに深入りしつつあり、それでよいのかと迷っているときに「おもしろいことをやればいいんだよ」と勇気付けてくださいました。
高槻成紀. 2012
小さな会誌に書かれた菊池さんの文章
「ねこさんに教えてもらったこと菊池多田夫博士追悼文集」
高槻成紀. 2012.
幸せな男たち
Ouroboros
高槻成紀. 2012.
食物連鎖を教える
理科教室, 2012(6): 36-41.
高槻成紀. 2012.
フクロウが運んできたものー高校生の大学体験記
UP, 475(2012.5): 38-43.
高槻成紀, 2013
おとぎ話
教科研究国語, 196 (2013前期): 2-4
高槻成紀, 2012.
食物連鎖を教える
理科教室, 2012(6): 36-41.
いま初等教育の現場はたいへんです。先生に貸される課題がたいへん多く、また社会からのきびしい批判からしてはいけないことだらけです。そうした中で理科で生き物のことを教えることがいかにたいへんかは想像できます。とくに生態系について教科書で概念を説明するだけでは生徒に興味を持たせるのはむずかしいと思います。そのためにどうすればよいかを考えて書きました。
高槻成紀. 2014.
せめて嫌いにさせないで—生き物を教えるということ—
日文教育資料[生活・総合]「生活&総合navi], 2014,Vol. 69: 8-11.
タイトルそのものです。理科の先生が、自分は昆虫がさわれないで、あるいは嫌いでいながら、「昆虫は足が6本です」などと説明しても、それを聞いても子供が昆虫に興味をもつことはありえません。ただ、好きになりなさいとまでは言わないまでも、せめて気持ちが悪いのだというようなことはいわないでほしい、そういうことを書きました。
高槻成紀. 2014.
骨の解説
このは, 8, 文一総合出版
麻布大学にある標本を紹介してもらうチャンスがあったので、解説をしました。これは翌年、博物館開館のひとつの要因になったかもしれません。
高槻成紀, 2015.
ウサギは逃げるのがとっても得意
ふしぎのお話365: 120.
この本に3つの内容を紹介しました。
高槻成紀, 2015.
シカのツノは何にためにあるの?
ふしぎのお話365: 191.
高槻成紀, 2015.
動物と果実がおりなす深い関係
ふしぎのお話365: 277.
石井誠治・高槻成紀, 2015.
教科・生活科の中の動植物について
生活&総合navi, 71: 8-11.
高槻成紀, 2016.
子供たちに動物の息吹を伝えたい.
週間読書人. 2016.8.5
高槻成紀, 2015.
博物館
畜産の研究
麻布大学いのちの博物館の開館までのことを書きました。
高槻成紀, 2016.
麻布大学いのちの博物館を語る
日本農学図書館協議会誌, 181: 7-14.
これも同様です。
高槻成紀・金子倫子,2017
須田修氏遺品寄贈の記録
麻布大学雑誌, 印刷中
明治時代音大先輩のお孫さんである金子さんとのやりとりを記録として残すことにしました。たいへん楽しい文通になりました。