高槻成紀のホームページ

「晴行雨筆」の日々から生まれるもの

「動物のくらし」

2016-04-01 20:26:42 | 私の著作
私の気に入ったページを紹介します。


私は全巻のなかでこの絵が一番すばらしいと思います。ちょっと怖いくらいリアリティがあります。


これは私が担当したシカの項の最後で、雪の中でやせたシカのようすが無彩色の中にみごとに描かれています。


シジュウカラの巣のようすですが、描写の技術としても最高レベルにあると思います。






タヌキについてはその生活の一年を、その特性とともに紹介しましたが、果実を食べ、種子散布の役割をしていることを説明しました。


ひとつひねりました。タヌキの本にタヌキのないページを作りました。足跡だけを描くことで想像力をかきたてる効果を狙いました。


これはモグラから見た(モグラは目が見えないのですが)地上の世界の想像図です




コメント
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