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「晴行雨筆」の日々から生まれるもの

末次 優花

2015-01-01 07:24:16 | 『唱歌「ふるさと」の生態学』
末次 優花
はじめまして。私、2年前から建設コンサルタントに勤務しております、末次と申します。私は高校生3年の時、先生の著書『野生動物と共存できるか』を読ませていただき、非常に感銘を受けました。
 私は幼少から「野生動物と一緒に住める社会をつくりたい」と思い、獣医師になろうと受験勉強に励んでいた時のことでした。先生の著書を読むまで、私にとっての野生動物保全は、野生動物を直接治療する獣医師の道しか考えがありませんでした。しかし、先生の著書を拝読し、野生動物を治療することも大事だけれど、野生動物が傷つかないような環境や社会の仕組みづくりも大事だと気付くことが出来ました。
 そのため、鳥取大学農学部に進学し、保全生態学に取り組む研究室で野生動物(オオタカ)の研究をさせていただき、2年前にコンサルタントに就職いたしました。また個人的に、大阪府野生動物リハビリテーターという団体で微小ながら野生動物のリハビリ活動にも参加しております。
 私が、この道に進み、野生動物に対して保全生態学からのアプローチを行おうと決心したのは、先生の著書を拝読したおかげです。本当に、ありがとうございます。
 私も先生に負けないよう、一生懸命勉強して、野生動物と良い関係を保てる社会をつくる一助となれるよう、今後もがんばっていきたいと思います。
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