ディープインパクト

　久しぶりにネットニュースを見て「えっ！！」と声を上げてしまった。
「ディープインパクト死す」
　自分は競馬はやらないし馬にも詳しくないけど、馬産地に住んでいるし、5～6年前から仕事でPOG（知らない人は調べてください(^_^;）の2歳馬を撮影する機会もあるので、ニュースになると多少は気になる。ディープインパクトも今年の3月から首に不具合が出て、今年の種付けは中止になったというニュースは知っていた。その後、治療・静養していたのだろうが、7月28日に頸部の手術を行ったらしい。手術は無事に終了して術後の経過も安定していたらしいのだが、翌29日には起立不能になり、今朝レントゲンを撮ったところ頸椎に骨折が発覚、回復の見込みが立たないため安楽死となったとのこと。
　ディープインパクトの父はサンデーサイレンスで、その産駒はSS産駒と呼ばれて一時代を築いたのは競馬に疎い自分でも知っている。来年産まれる最後のディープインパクト産駒は20頭前後になるらしい。
「そう言えば、社台スタリオンステーションの種牡馬の発表会で撮影したディープインパクトの写真があったな」と思ってPCの中から探してみた。引退レースとなった2006年の有馬記念から約2か月後の2007年2月20日、ディープインパクトが初めて種牡馬として披露される場という事で注目度が異常に高かったため、招待客しか入れないとの事で“コネ”を使って潜入した時の写真だ。










調教師の池江泰郎氏（2011年に引退）も会場に駆けつけ、ディープインパクトの特徴などを説明してくれた。


思えば種牡馬生活は12年。ディープインパクトも17歳になっていたのね。父サンデーサイレンスは16歳でこの世を去ったらしいけど、その血統はすでに種牡馬となっているディープインパクト産駒のキズナとかサトノダイヤモンドなどに引き継がれるのかな。