慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

敗者の日本史(美濃部・福来氏)

2016年08月23日 | 歴史上の人物
近代の敗者たち

マスメディアの発達で、世論が台頭したのも近代の特徴
世論に潰された、敗れた夢破れた者たち
興味ある本でしたので、購入しノートとしてブログに記載してます
本には、綺麗な絵画が記載されています
 ☆本『敗者の日本史(歴史REAL)』記事参考&引用
 ☆詳細本で確認ください














敗者の日本史(ネットより画像引用)

美濃部達吉氏「天皇機関説」の背景
美濃部氏は、憲法学者で東京帝国大学名誉教授
貴族院本会議で、美濃部氏の天皇機関説は、天皇中心の国体に反すると非難された
美濃部氏は、後日の本会議で弁明し、質問者も納得した
新聞報道では、天皇機関説という専門用語が一般化した

美濃部氏の「天皇機関説」世間の評価
天皇を機関銃に例えるとは何事かとの庶民の意見が生じた
美濃部氏に右翼や国粋主義者が激怒
筋の通った説明も、耳をふさいでわめき立てる人びとの前では無力だった
著書は発禁され、議員辞職更に翌年暴漢に襲われ重傷を負う
美濃部氏の名誉が回復されたのは戦後です

福来友吉氏(千里眼を科学的に研究)
福来しの専門は、透視術等超心理学の分野の研究
福来氏は、透視能力で知られていた御船千鶴子を被験者に実験を開始

福来友吉氏の世間の評価
当初マスコミも好意的に注視した
結果が出ないことに苛立った世間は、千鶴子氏をイカサマ呼ばわりした
疲れ果た千鶴子氏は、自殺し福来氏も帝国大学を追われた

福来友吉氏の時代の背景
国際的な研究競争があり、レントゲンがX線を発見した
キュリー夫妻がラジュウムを発見しα線、β線、γ線が分離される
千里眼研究は、新放射線の発見を目指す研究でもあった
福来氏は、この国際競争に敗退したことになる


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