その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

ダボテン -堕ちたサボテン-

2009-08-06 22:28:07 | その名も、たぁちゃん。
去年の11月20日、僕の部屋に3人のサボテンがやってきた。


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「サボテン記念日 -RED CACTUS-」(20081120)
 http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/3de0f2f0c2f552fbddbb957df45ad07f
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それが、ついに1人になった。

男のシンボルとも言えそうな、立派なそびえ立つ「竜神木」




もともと、何度も落とされるという不遇に見舞われてきたサボテン達だが、そのたびに拾って植えなおすことで、元気に育っていた。

それが、入院前には不夜城が帰らぬ人となった。トゲトゲの発破(?)がばらばらになってしまい、枯れてしまったのだ( p_q)

そして、部屋の模様替えが終了した夜に殺人事件が起きた。

静まり返った闇の中で、スッテンコロリンっという音とともに、何者かが逃げる足音がした。

うっせーな、キャロル!!

と思いながら「いつものことさ」とそのまま朝を迎えた。

ゲッ!Σ(・ω・;|||

階段が…。



キャロルめ…。どおりで、あれから一度も上に上がってこないわけだ。

「玉翁」のまん丸いサボテンが転がってる…。

掃除したときに、いつもと違う場所に置いたままだったから、キャロルのせいだけにはできないか。

おっ、サボテンが堕ちた→「堕(ダ)ボテン」なんてどうだ。

「ダボテンスタジオ」

う~ん、いまいちか。


今度こそ、まじめに名前考えるぞっと。


【リンク】

「サボテン記念日 -RED CACTUS-」(20081120)
 http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/3de0f2f0c2f552fbddbb957df45ad07f

「サボテン記念日・番外編」(20081122)
 http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/c22650c86c2c342b98027694bf69c9c7

 



新型スタジオ'09夏

2009-08-06 16:24:54 | その名も、たぁちゃん。

入院日記もクライマックスに突入!!

ここでちょっと一休みね(б_-)-☆



09年夏バージョンと謳(うた)って、部屋の模様替えをした。

僕の部屋は、特殊な構造をしている。

2階建て構造だが、部屋の中にある階段で繋がっている。

6畳ぐらいを2部屋使っている感じだろうか。系団があるせいで、へんてこりんな間取りなのだが、それは贅沢な悩みであろう。


大まかに2階を趣味の部屋、1階を生活空間としている。

このコンセプトは何年も変わっていない。

2階の趣味の部屋を『Studio Mickey』と名付けていたが、今年から名前を変える予定である(すでに、半年以上経過しているが)

理由は、「Wild Mickey」という作曲プロジェクト名を「Red cactuz」に変えたことだ。

う~む、「studio cactus」っていうのも単調だしなぁってことで考案中のまま忘れていたのである。


実際には、1階は物置と化していて、寝るのは2階。服も持ちこんでいる。

ひと部屋+物置といったところか。


キャロルのエサやトイレは1階にあり、1階に布団を置いておくと、そこでおしっこをしてしまうという悪い癖が、いまだに抜けないために、2階で寝ているのである(ノ。б、)キャロちゃ~ん。


で、模様替えが終了したわけです。

ちょっと写真用にうさん臭いところもありますが…

こちらの一角は、音楽ブース。

電子ピアノの上にシンセサイザーが乗っています。

その隣に、ドでかい自作パソコン。さらに、入力用の音楽キーボード。

その他もろもろ…。

写真には、譜面立てやマイクスタンドも映っていますが、普段は邪魔なので、必要な時に出します(当り前か…)

アコースティックギターとエレキギターは、もはやインテリア。


新しくなった、新型スタジオから作り出される音楽にどうぞご期待くださいませませ。


【予告】

次回、新型スタジオの名前が決定!?


入院日記56-6

2009-08-06 06:18:53 | その名も、たぁちゃん。
潰瘍性大腸炎で入院56日目第6話(7/22)

-女神が舞い降りる夜 ~Lots of love~編-


夕食が届く18時ギリギリまでの、2時間めいっぱい話した。…ちょっぴり遅刻したけど(笑)


ずっとずっとずぅっと電話したかった。

もっともっともぉっと電話したかった。


食事なんかより、女神さんの方がずっと大事だろうってちょっと後悔。今の僕に、女神さんより大事なものってあるのか?


でも、僕は欲張りだから、このまま続けていたら、毎日電話せずにいられなくなってしまうかもしれないな。


まるで恋人のような話もいっぱいした。

退院したら会おうとか
ご飯食べようとか
ピクニックしようとか
料理教えてあげるとか

(*´ -`)(´- `*)


でも僕の《夢》を聞かれて、ハッとした。

これだ!って言える夢がない。
カッチョいい夢がない。

でも、大きな夢じゃないけれど(夢とは言えないかもだけど)、浮かんだもの素直に話した。

《平凡な家庭を持ちたい》って。

今までに、結婚もしそびれてるし、子供も失敗してるから、ホント平凡な家庭を築きたい。それで、お弁当を持ってピクニックいに行くような家庭がいい。

女性的な夢だけど、僕の素直な夢だと思う。

実は叶えられている人なんてあんまりいなくて、《平凡な家庭》っていうのは《大きな夢》なのかもしれないとも思った。


女神さんは、何度も病気がよくなったことを喜んでくれた。そして終始僕をほめてくれる。「たぁさんが頑張ったんだよ」って。

でも、実際は《支え》の方が大きいと思う。

長い入院の中で、本当に絶望のどん底に堕ちたことはなかったし、早く体を治したいという気持ちをずっと持ち続けられた。それは、間違いなく女神さんのおかげだ。

メンタル面、心をずっと見守ってくれてた。


でも、結局言い負かされた感じ_(^^;)ツ

「たぁさんが頑張ったんだよ」

…ありがとう(/□≦、)


僕は終始勇気づけられた。

とてもお返しできないくらいいっぱいいっぱい勇気づけられた。

今すぐ退院したくて仕方ない。

早く退院して、会いたいな。

今日お話ししたこと、いくつ叶えられるんだろう。

小さな夢を、女神さんといくつも叶えていきたいな。


今夜はいい夢が見れそうだ。
イビキ野郎さえおとなしければの話だけど…(ノ_-;)



「女神が舞い降りる夜」


弾け散ったビー玉のように

鮮やかに輝く満天の星

それは

女神星からこぼれる

微笑みの雫のようさ


女神が舞い降りる夜

夜に舞い降りる女神


またひとつ

星が流れていく

願いを届けるために

~Lots of love~



【56日目終了】

入院日記56-5

2009-08-06 03:09:46 | その名も、たぁちゃん。
潰瘍性大腸炎で入院56日目第5話(7/22)

-魔のハーレム編-


(゜∇^)]モシモシ


女神さんと念願の電話。

ずっとずっとずぅっと電話したかった。

勇気を出して良かった。

ちょっとの《勇気》で、たくさんの《勇気》をもらった。


本当は電話が大の苦手で、話が途切れたらどうしようと不安だったけれど、話したいことが自然と湧いてきた。

僕の口ベタ以上に、女神さんは聞き上手なんだと思う。

今までこんなに楽しい電話をしたことなかった。

これホントに大げさじゃない。

長電話はしたことあったけれど、「長いなぁ」っていつも苦痛になってたし、そのたびに電話は苦手だなぁって思った。

楽しくて楽しくて、僕の方がいっぱい話してしまったような気がする。

僕が僕じゃないみたいだ。

このまま、いつまでも話していたいなぁ。

ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

でも、途中で思わぬ邪魔が入って、一時的にムード台無しに…。

ひとりの男が僕のとなりに座った。

他にベンチはいっぱい空いているのに、僕にべったりくっついて…。


ちょっ、まじかぁ(-o-;)

知的な《障害》を持っている方みたいなんだけれど…。

うひゃ~、ちょっぴり臭うんですけど~
うひゃ~、なんかつぶやいてるんですけど~
うひゃ~、遠くに仲間がいるんですけど~
うひゃ~、こっちに呼んでるんですけど~

たぁちゃん、ピ~ンチ (;´Д`A ```

もし彼らが僕をはさんで座り、《お触り》してきた場合、僕はどうしたらいいんですか~。

女神さんとの電話を前にして、それはまずいっす。
いや、前じゃなくてもまずいっす。

魔のハーレム~\(>o<`)/ギャーッ!


ここは、今のうちにじわじわとベンチの隅に寄るしかないな。


...((((((( 。_。)


…んだよっ!

オマエが行くんかいっ!

結局、彼が立ちあがって仲間のところへ行った。

(б。б;)ホッ!

危なく僕らが《立つ》はめになるところだった。

あ、「僕らが」って複数なのは、気にしない気にしないっと。

…(^▽^;)…。


…とりあえず一件落着だぞっと。


【つづく】

ちょっぴりフライングですが…

夕食

大根の甘い煮物、白い煮魚、みそ、みかんの缶詰

入院日記56-4

2009-08-06 01:44:05 | その名も、たぁちゃん。
潰瘍性大腸炎で入院56日目第4話(7/22)

-まわるーまわあってく-

女神さんに電話電話電話~

...((((=・o・)ノ ゴーゴー♪


病院を抜け出して、まずは高鳴る気分を落ち着かせるために病院の周りをお散歩。

ななな、なんだこれ!?(写真)

あぁ、そういえば、この間この《旧館》で大掛かりな工事やっていたなぁ。(僕が入院しているのは《新館》側)

Σ(бOбΣ)
すげーぞ、これ!!

階段かと思いきや、すべり台だ。非常時の脱出口ってわけか。

非常時のみでなくて、ぜひ滑ってみたいなぁ、あの屋上から~(*≧m≦*)

でもこんなにぐるぐる回ったら、目が回るね、きっと。




あぁ、気分もハイだし、僕の大好きなあのハイテンションな曲が喚起される。

アニメ『ぱにぽにダッシュ』の主題歌になった『ルーレット☆ルーレット』だ。


《サビ》

まわる まわってく(アイヤイヤ)
わたしが太陽(アレアレア)
まわる まわってく(アイヤイヤ)
寿司ネタもかわく(トロ一丁!)
まわる まわってく(アイヤイヤ)
緑の電車も(在来線!)
まわる まわってく(アイヤイヤ)
グルグルまわってく

神様に手を合わせてみたとこで
鉛筆を転がして決めているよ

宇宙(そら)も惑星(ほし)も
ルーレットシアター …あれ!?


おおっ『ルーレット☆ルーレット』がyou tubeにあったから貼ってみよっと。

親切にAAと歌詞が付いてるし、なかなかの出来ですよ、これ。
「○○・オブ・ジ・イヤー」とか「マホッ」ってセリフや、《神様》とかその他キャラクターも登場するしねっヾ(@゜▽゜@)ノ



それで、スキップランランランで病院正面のベンチがいくつかあるところにたどりついた。

女神さんにメールで確認をして電話をかける。


(бoб 9"--- モシモシ


【つづく】


こっちは『ぱにぽにダッシュ』のオープニングバージョン(youtubeより)



入院日記56-3

2009-08-06 00:25:14 | その名も、たぁちゃん。
潰瘍性大腸炎で入院56日目第3話(7/22)

-またあたま編-

返事は《快諾》だった。

無駄にずっと悩んだり、1週間近く苦戦していたけれど、ちょっとした勇気で行動してみれば、実はどうってことないことだった。

そんなもんだ。

一度あいさつ程度の電話を交わしたが、電波がいまいちだったので、お互いに外に出てもう一度電話しようということになった。

約束は夕方だ。

女神さんの声は、僕のイメージしているとおりだった。優しい温かみがあって、ホッと安心で来る声だった。

女神さんの優しさはメールだけじゃなくて、ホントに優しい人柄なんだなぁと思った。


今日は水曜日なので、15時から部長回診がある。なかなか忙しい。電話を終えてすぐにシャワーを済ませた。

先週の回診では、僕の顔を見て「ヘンテコな頭だね」と突っ込まれたのを思い出す。

部長先生に何を聞かれてもいいように、回診前には自分の体の状態を頭なのかで整理しておく。

・トイレの回数3回前後
・腹痛もない
・出血は止まった

大体この程度かな。噛まないように予行練習もしとこっとヽ(^^ )

部長先生とも長い付き合いだ。8年前にこの病気で入院して以来ずっとお世話になっている。

勝手に薬止めてぶり返した過去も知っている(´ー`;)ゞ


部長先生がベッドにやってきた。おなかを押して軽い問診。

「随分変な頭にしたね。どうせなら全部やっちゃえばいいのに」


┗┃ ̄□ ̄;┃┓ ガーン!!


ま、また頭っすか…

壁|〃´△`)-3 逆立ちしても「またあたま」だな、こりゃ。


病状説明の予行練習をした甲斐なく、先週と同じく頭を突っ込まれて終わった…。

…ま、いいや。


これから僕は女神さんと電話するんだから。


ワーイ。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。ワーイ


数回失敗に終わった《極秘指令》を遂行する日がきた。


毎度のことだが、目くらましの《エコバッグ》をもって病院を抜け出す。


...((((=・o・)ノ ゴーゴー♪




【つづく】