旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20171103  九重町  扇ヶ鼻・午後編(第二部)

2017-11-03 11:03:02 | Weblog



警戒してはいたが世間一般三連休である。しかも天気予報も悪くないので、観光客が
大挙して押し寄せるだろうと覚悟はしていた。この華やいで浮かれた雰囲気に飲み込まれないように
時間差攻撃など使い対応を試みるも、それにも限界はある。

昼過ぎ、普段とは桁違いに通行量の多くなっているやまなみハイウェイを通り、何とか牧ノ戸峠まで
たどり着くも、駐車場手前で渋滞し(工事で片側通行になっているらしい)、ちょっと焦った。しかしその渋滞区間は
ごくわずかで、無事車をとめることができてホッとした。

14:20 出発。下山登山者の「挨拶連発」に閉口しつつ(いや、閉口したいがそれができないのだ!)、
すれ違いに難儀する箇所もどうにかくぐり抜け、扇ヶ鼻までたどり着いた。しかし登り始めにいったん
少なくなって期待を抱かせた雲は、この頃また多くなって、上空をほぼ覆い尽くしていた。

上の写真は沓掛山の斜面で、前回よりもさらに落葉が進み、ピークは完全に過ぎていた。
今回の登山は、連山からの月出と、あわよくば阿蘇方面の夕景を狙ってのもので、紅葉は
まったく諦めていた。しかしこの雲の多さではどちらも期待できず、前回きれいだった扇ヶ鼻斜面の
紅葉がかろうじて見頃を保っていたので、カメラをセットして、日が差すわずかの可能性を願い
待機した。

せめてスポットライトのような光源だけでも来ればいいなと考えていたら、予期した以上に雲が切れ、
けっこう長い時間日差しが得られた。まあ普通なら撃沈必至で、こんなラッキーは滅多にないことだが、早々に
あきらめ場所を移動していたら、チャンスを逃すところであった。欲を言えば、もっと低い斜光があればなお
良かったと思う。しかしおそらくその時間帯には、ここは陰になってしまうだろう。

前回同様、かろうじてそれなりの成果を得られはしたものの、どうやらそれもここまでで、雲はさらに厚みを増し、
これ以上粘っても無駄みたいだ。日暮れを待たず下山を開始した。


   


   

ところがである。沓掛山を通過して、しばらく下ると、まさか、西の空が急に焼け始めた。これが
あるからなあ! あれだけ雲がたっぷりあるのに。写真は、途中の展望台(休憩所)から写したもの。
最後沓掛山から振り返ったら、扇ヶ鼻付近はガスに覆われていたので、いずれにせよそのまま待機して
いても成果は得られなかったと思う。そう信じなければ精神衛生上好ましくなく、悔しくて寝付けまい。





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