旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

二代目CDプレーヤー~DENON・DCD-S10

2020-03-26 17:55:30 | ライカはローリングストーン




お片付けシリーズ、本日は各種取説を収めている引き出しを整理しました。ここも確か
5年くらい前に一度整頓したので、考えていたよりかは不用品は出てきませんでした。
それでもたとえば、モンベルのトレッキング・フォトポールの取説など、二度と読み返すこともない
だろう十数点は廃棄処分しました。

AV機器関連の不要物はほぼ見当たらず、これは近年オーディオ機器の購入頻度が極端に低い
現れでしょう。現在多用しているCDプレーヤー・DENON(デノン)製とアキュフェーズの
プリメインアンプが長寿なのも幸いしています。アンプはすでに16年、CDは14年間
使い続けているようで、さすがにアンプのボリュームにわずかに「ガリ」が出始めてはいるものの、
現在の生活状況を鑑みると、まだまだ現役続行願いたいものです。


そんな中、唯一見つけた不要な取説が写真のDENON(デンオン)・DCD-S10のものでした。
現物は14年前に廃棄していて、自分の記憶に残すため、今回取説を捨てる前に写真だけ
撮っておきました。このCDプレーヤーは、私にとっては二代目で、シンプルなフロントマスク、
がっしりしたつくり、そして音質の良さが気に入ってはいましたが、いかんせん回転系が
早々にダウン、音飛びがして、正常に作動したのは実質5年程度の短命、あとはダマしダマし
使い続けたと思います。


        

同じつづりでも当時はデンオンと読み、日本コロムビアの老舗音響ブランドとして鳴らしましたが、
のち身売りされ、読み方は変わったものの、DENONという伝統の表記だけは残ったんですね。


   

こちらが初代CDプレーヤーのSONY・CDP-502ESの現物。今でもAVラックの一番下で
飾りとして鎮座、生き残っています。これも早くに回転系が故障、CDプレーヤーは短命だとの悪い
印象を覆したのが現行のデノン製モデルです。単に当たり外れの問題だったのか、それとも
技術が向上してきたのか?

この機種はソニー製の第三世代にあたり、世界で最初にソニーがCDを出してから3年目の製品
だったと思います。ただし当時学生でお金がなく、次の新製品が出て型落ちし、値下がりしてからしか
買えなかったので、私が初めてCDプレーヤーを買ったのは、CDが世に出て4年目だったことに
なりますね。一番最初に買ったCDソフトは、スティーリー・ダンのベストだったと記憶しています。

このプレーヤーはソニーの意欲作で、ミュージック・カレンダーに象徴される斬新で近未来的なデザイン、
20曲まで一発で選曲できるダイレクト・スイッチが特徴でした。「イッツ・ア・ソニー」の
フレーズで、ソニーが最も輝いていた頃の華々しい歴史遺産ですかね。

その後CDプレーヤーも変遷のうち必要な機能などが絞り込まれ、DCD-S10の頃には本体のスイッチは
最小限、その他のこまごました操作ボタンはリモコンにのみ搭載されるようになるのです。






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