11月16日(火) くもり
予報は晴れ。しかし未明すでに雲が広がっている。この間うまくいったのに
味を占め、もう一度雪の東ヌプカウシヌプリへ行ってみることにした。
登山口の気温はマイナス2℃。この付近からの見立てでは、山の積雪量は
この前と同等か、少し多い程度と判断した。登れなくなさそうだが、東から
雪雲らしき真っ黒なのが強い風に乗り絶え間なく流れてくる。これは、素人が
踏み込める領域を越えてくる可能性が高いと思い、登山を断念した。
山道を下り始めた直後、またも空が真っ赤に焼け始めた。平野の大部分を
雲が覆いつくしていたが、東のほう(釧路、根室方面)の空の低いあたりだけ
雲が切れていて、そこから差した日差しが空を焦がしたのだ。
ここからだと距離があるので正確には断定できないが、おそらくオンネトー
上空も真っ赤に焼けていると思われ、山が見えていて、風が収まっていたならば、
相当すごいことになっていたかもしれない。逃した魚は大きいか…
これですっかり気消沈し、まあでもそれなりに納得して、今度こそ帰り支度を
し始めて、まず土産用に「生産者還元用ポテトチップス」を一箱12袋入りを
購入した。箱は「のり塩味」の分だが、中身は「塩味」「コンソメ味」の三種類が
それぞれ4個ずつ入っている。軽いがかさばるのであまり早くに買いたくなかったが、
まあ一晩くらいだと狭い車内でもあっちやりこっちやりして対処できるだろう。