旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20211101 鹿追町~士幌町 東ヌプカウシヌプリでナキウサギ観察~晩秋編

2021-11-01 11:01:01 | Weblog



11月1日(月) 晴れのち曇り

丸一年ぶりの登山。情けないことに足がまるで上がらない。

数日前の雨が、標高の高いところでは雪だったのだろうか? 登山道沿いに残る雪。


    

晴天微風、ウペペサンケがきれいに見えていた。


    

東ヌプカウシヌプリ山頂到着。


    

十勝平野の防風林のカラマツがきれいに色づき、見頃を迎えつつあるようだ。


    

現地では、ナキウサギ生息地を保護するようお願いする看板が新たに設置、メインルート以外に
立ち入れないようガイドロープを張り巡らせたと告知されていた。来るものが来たって感じ。
いずれ立ち入り規制され、最終的に立ち入り禁止になるのでないかと思っていたので…


    

生息地のガレ場をぐるっと取り囲むようについていた踏み跡(たぶんその多くがカメラマン道)
には、ほとんど立ち入れなくなった。自由にポジション取りできなくなり、撮影はかなり厳しい
ことになる。特に休日のギャラリーが多い時には、身動きがとれないだろう。

ナキウサギ生息地に人工物である鉄柱が打たれガイドロープが張られたことには違和感大で、
しかしこの措置はおそらく緊急のもの。山頂から現地に通ずる踏み跡(私道?)の笹払いを止め、
いずれは道を閉鎖、近い将来この場所を分断、孤立させるのではないかな。2~300メートルを
薮漕ぎして、ここまでたどり着こうとする猛者は少数になるはずだ。


この日は閑散としていて、このあとご夫婦連れが一組来ただけだった。


    

お二人が立ち去るのを追うようにして、私も現場を離れた。準備を終え、歩き出した途端
ナキちゃんが二匹現れたこともあり多少未練がましく後悔を残したが、これ以上根気続かず、
このあたりが潮時だったと思う。直後急激に雲が広がり、しぐれてもおかしくないくらい
曇り込んだので、この判断は結果オーライだった。

登山道の中間地点くらいの歩道沿いでナキちゃんを見かけた。こんなところにもいるんだなあ。
大きな黄色い葉っぱをくわえて、巣穴に入っていった。コンデジで撮影を試みるも間一髪
間に合わなかった。

下山後ご夫婦とお別れの挨拶ができた。とても感じのいいお二人で、札幌ナンバーの
レンタカー、途中山歩きを組み込んでの旅行中のようだ。


    

どこもかしこも一年ぶり、じろう食堂もしかり、「大ぶりザンギ定食・740円」を
いただく。揚げたてアツアツがおいしい。セルフ式のコーヒーは無料。

コメント
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