旅行に出る前から微妙な違和感があった左上の歯。歯が欠けたような、それとも歯茎が
炎症を起こしているような感覚で、噛んだときに鈍い痛みがある程度、気のせいかな?と
思えるほどだったのでそのまま旅立ちました。
ところが旅行中いつまでたってもその鈍い痛みは治まらず、食べる際にはできるだけ
左で噛まないようにだけ気をつけて旅を続け、結果それほど状況は変化しないまま
帰宅しました。
GW期間原因がわからないまま悶々と過ごすのもなんでしたので、行きつけの歯医者さんに
連絡するとすぐ見てくれることになり、出かけました。この歯科医は人気があるので
予約はかなり先でしか取れずその点不便なのですが、こうした緊急性のある事態には
基本すぐに対応してくれます。
先生によると、異常があるのは大臼歯の根元で、ほかと違い大臼歯には根が3本あり、
それを支える骨が減り、できた隙間に菌が入り込み、それが炎症を起こすきっかけと
なったのだろうとの説明でした。噛むとき一番力のかかるのが大臼歯なんだそうです。
まず高さを調整することで歯の負担を減らすために、歯の一部を削り高さをそろえます。
それから麻酔の上患部を切開、たまった膿を取り除きました。さらに傷口に注入したのが
上の写真の軟膏で、歯周炎を抑える効果があるようです。
そして翌日この薬を持って再度訪れ、傷口から再注入し、GW明けまで様子を見ることに
なりました。その間、炎症を抑える飲み薬とうがい薬を三日分処方され、毎食後服用するなど
しなければなりません。さらに痛み止めとしてロキソニンも渡されましたが、幸い強い痛みは
出なかったので、これは使っていません。
治療に用いた薬をいったん持ち帰り、持参して、再度治療に使うという体験をしたのは
おそらく今回が初めてのケースでしたので面白く思い、その薬を写真に収めました。
「ペリオクリン歯科用軟膏」という商品名で、一般には歯磨き粉などで知られるサンスターが
製造元のようです。
今現在も自宅の冷蔵庫に保管中で、次回また持参しなければならず、忘れないかちょっと
ドキドキです。ということは、念のため?もう一度これを患部に塗るってことなんでしょうねえ。
いまのところ噛むとき左側をできるだけ使わないようにしているので、患部がどれくらい
治っているのかは自分ではわかりかねます。いずれにせよ、次回で治療が完了することを
願ってやみません。
*始まった「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜赤い彗星」の第一話をさっそく見ました。
心配していた予想を覆すいい出来でした、二話以降も期待できそうです。というのも、その前に
放映された「声優ぷらす」がこのオリジンを取り上げていて、たぶん番組名で選ばれ自動録画
されたのを先に視聴し、声優さんたちの迫真の演技には変わらず感服したものの、時折
織り込まれる画像から判断すると、これ、もしかするとあまり気合入れて見るほどでないかもなと
思ったんですね。でもまあこれが杞憂で、エンディングの「めぐりあい」のカバー曲もいいですしね。
あと驚いたのは、銀河万丈さん演じるギレン・ザビの声が当時とまったく変わりなく聞こえたこと。
これぞオリジナルのいわゆるファースト・ガンダムから、引き続き同じ役を担当する数少ない声優の
おひとりで、元々声質が低く(老け声っていうんですか?)、あまり変質しない利点はあるとはいえ、
あれから40年ですからねえ。今でも現役バリバリで、各番組のナレーションとか、最近では鬼太郎の
『名無し』役を好演されていました。でもいずれのお声もギレンとはかなりタッチが違っていて、
ギレンの声も相当つくりこんだものなのかなと想像します。ギレンをこの方が演じてくれたおかげで、
一気に番組が引き締まった気がしました。しびれるほどいいお声です。