加治川には14時頃まで滞在して、次の宿泊目的地へ移動した。できれば15、6時頃までは
粘りたかったところだが、この日は深夜から動いていて、すでに活動限界を超えていた。
道の駅・胎内は、市街地からほんの少し離れているだけなのに、一気に深山へ入り込んだような
感覚に陥るところにロケーションしている。
標高が少し高いことで、この付近の桜は今が見頃。飯豊連峰の一部と桜を取り合わせて
写せそうだったので、ここでもまた少し撮影した。長い一日がなかなか終わりそうにない。
温泉は隣接の「クアハウスたいない」へ。大きな建物は温水プールが併設されているからのようで、
お風呂自体は小さく狭く残念。510円とまずまず手ごろな料金はいいとして、これでは次回は
当てにしないほうがいいな。
前回は朝のうちに到着した加治川治水記念公園に、今度は午後から訪れた。順光で、桜並木の
バックに飯豊連峰の白い山並みを入れたかったのだ。本日は午後も山の機嫌が良く、この思惑は
まんまと成功した。ただし、花見客が多く、この前の静けさとはムードが一変していた。
しかし平日のお昼とあって、主なグループは主婦層やお年寄りが中心で、喧騒というほどではなく、
穏やかな雰囲気には包まれていた。
桜にはギリギリ間に合ったかなという感じで、咲ききっていて、少し強めの風でひらひらと
花びらが舞い散った。それがまたきれいだったのだが、深夜から強い降りの雨になったので、
この付近の桜のピークは本日までだったと思われる。
それにしてもここの桜もすごくて、重ね重ね、和歌山にはこんな規模の桜群は見当たらない。
桜にかける思いに、地域差があるのは間違いない。
前回に引き続き「網元の家・さぼてん」に立ち寄ることができた。肉、魚、お刺身の
三つのコースから日替わりランチが選べ(お刺身のみ少し値段が高い)、これまた
前回同様「魚コース・ブリのみそ漬け定食」をチョイスした。網元の家ってのが
気になるし、旅行中、魚を食べる機会めっきり減ってるしね。
以前も書いているけど(前回の記事)、メインの魚自体はあまり感動しないんだよな。
ただ、サイドメニューがいずれもメチャメチャおいしいし、ごはんのお代わりOK,
食後にアイスコーヒーまで付くのだから人気があるのがわかり、広めの店内に客が
わんさか入ってくる。
ただし前回より90円値上げされ、960円になっていたのが残念。それでも全然
CP高いとは思うけど、3年で物価ってこんなに上げっていたんだなあ。
ちゃっかり、2個目のスタンプ忘れず押してもらったとさ。いつ6個たまるのやら。
4月18日(木) 晴れのち曇り
真夜中少しずつ少なくなっていった雲は、夜明け前にはほぼなくなり、
快晴に近いような状況となった。予報はいいほうに外れたらしく、これも
先に述べたように、観光地にも相性があるのだとしたら、私はこことは
いいみたいだ。そんなぴったりなタイミングで、そうそう来られるものじゃあない。
日が昇ってからも凪のような状態が続き、撮影を楽しめた。山好き、桜好きには
たまらないロケーションで、いいのか悪いのか道路わきすぐの場所なので、
皆気軽に立ち寄っては、写真を撮って立ち去っていく。