すっかり酔っ払って、あとは層雲峡の駐車場で寝るだけだった19:00頃、突然花火(信号弾だろう)の
音が鳴り響いたかと思うと、続いて太鼓の音が聞こえてきた。そうなるまでうかつにも気がつかなかった私、
今夜は「層雲峡 峡谷火まつり」だったのだ。実際のところ眠くて見に行けそうな気力はなかったのだが、
このまま寝入っても大きな花火の音で寝入りばな起こされそうなので、諦めモードで見物に出かけた。
会場はバス停(駐車場)内で、すでに多くの客が集まっていた。さらに増え続け、仕舞方には会場から
あふれるほどであって、その大多数は外国人旅行者だった。大げさに言えば、日本人観光客は
どこにいるのよ?って感じなのだ。
まずは自衛隊の皆さんによる太鼓の演奏。自衛隊の活動は幅広いのだ。
途中省略して、これが一番最後の演奏、地元太鼓保存会の方々がそろっての演奏で、層雲峡峡谷を
流れ落ちる滝の数々を太鼓の音に仮託して表現する演目だ。ほとんど女性のみの布陣で、男性は
大きな太鼓を叩いていただけだったと思う。
そしてラストが花火の打ち上げ。前に音だけ聞いたことがあって、峡谷に響き渡る大音響がすごいことは
知っているつもりであった。まあでも、花火自体はたいしたことないだろうと全然期待していなかったら
これが大違い。打ち上げる高さが低いのですぐ目の前で花火が開き、目前まで迫ってくる勢いで、
ものすごく迫力があった。特にラストの全面ゴールドに輝いた花火が圧巻で、観客からも大きな
歓声が上がっていた。
花火だけなら、この時期数日間やっているみたいなので、皆さんも機会あらば一度ご堪能くだされ。
予想以上にいいものを見せていただいて大満足。少し飲み直したら、明日に備えて早よ寝えやあ。
8月1日(水) くもり一時雨のち晴れ
昼食をがっつりいただこうと、久しぶりに東川町の「定食 おかめ」に行ってみた。
時間差で、わざと遅めの時間に行ったのが功を奏して席にはありつけたのだが、
一番目的の「肉野菜炒め定食」はすでに完売していたのが残念だった。
代わりに頼んだのが写真の「生姜焼き定食・750円」。とにかくすごいボリュームで、
豚肉200グラムくらい使っていそうな感じ?大盛りだ。肉の下にキャベツが敷いてある。
6月以降の天候不順で、今北海道はすごく野菜の値段が高騰しているらしいので、
食事を出すお店は大変だと思う。ここへ来ての晴天、高温で、秋野菜の実りは
盛り返せるのかしら。
おばちゃん、肩を痛めているとかで、重い食器(膳)を運ぶの大変そうだった。
軽い食器に変えたり、若い従業員雇って少し楽したらいいのに、何かこだわりが
あるのだろう。
できるだけ末永く続けてほしい、腹ペコ君ご用達のお店なのである。