福岡市のJR博多駅近くで会社員川野美樹さん=当時(38)=が刺殺された事件で、県警は18日、元交際相手の男の事情聴取を始めた。同市博多区内の路上で発見し、捜査本部がある博多署に任意同行した。捜査関係者への取材で分かった。

 昨年11月、男にストーカー規制法に基づく禁止命令が出されていたことも判明。川野さんは男に別れを告げた後も待ち伏せや付きまといをされたとして、昨年10月以降、県警に複数回相談していた。県警は事件との関連を調べる。

 事件は16日夕に発生。川野さんは胸や腹など十数カ所を刺されるなどし、搬送先で死亡。死因は失血だった。

以前付き合っていた男に刺殺された川野美樹さん。

お子さんもまだ小学生ぐらいだと聞きます。

親御さんもですがそれ以上に子供さんの衝撃は如何ほどかと思います。

 

事件後にはストーカーされていたとの報道があり、警察にも何度か相談したとも。

そして犯人と思われる男に「ストーカー規制法」での禁止命令も出ていたようです。

別れた女性に付きまとう男。

執念深いです。

警察から禁止命令が出ていたのにも関わらず、このような事件を起こしたのです。

いいえ、禁止命令が出ていたからこそ、女性を恨み破れかぶれになったとも想像できます。

では、ストーカー被害を受けている女性はどうすれば自分の身を守れるのか。。。。

 

警察に言っても事件にならなければ動いてくれません。

自宅の周りの巡回を増やしてくれるそうですが。。。

しかし警察に相談した事が相手にバレたら、相手は根に持ち余計に憎悪の念を抱くでしょう。

 

ストーカー規制法では対象者が被害者の車等にGPS機器を付ける事を禁止しています。

stalker.pdf (tokyo.lg.jp)

ではストーカー犯にGPS機器を付ける事は出来ないのでしょうか。

人権の問題があるのでしょう。

それに付けると言っても勝手に外されたら意味ありませんし。

 

でも事件が起こってからでは遅いです。

今回のように命を奪われたら取り返しがつきません。

相手の男が近付いたと分かれば、逃げたり警察に連絡も出来るでしょう。

そんな仕組みを考えて欲しいです。

今までもストーカーの犠牲になった人は何人もいます。

時には家族が被害に遭う事もあります。

 

ストーカー被害の女性(男性も?)や家族の恐怖を取り除くには、

そして被害者を出さない為には、現在の法律では不十分ではないかと思いますし、

何ともやり切れない気持ちでいっぱいです。

 

追記:門田隆将さんの「GPS装着義務付けで状況に応じ拘束」の意見を取り入れて欲しいです。

またGPSを取り外せないような工夫なり装着方法を考えて欲しいです。