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【青山繁晴:ぼくらの国会・第1023回】ニュースの尻尾「ホームタウン事件の真の背景は 育成制度」

2025-08-29 00:35:48 | 動画

【ぼくらの国会・第1023回】ニュースの尻尾「ホームタウン事件の真の背景は 育成制度」

「ニュースの尻尾」982回目は、前回に引き続き「JICAアフリカ・ホームタウン」騒動の真の背景「育成制度」についてお話ししております。

出演:青山繁晴(参議院議員)  三浦麻未(青山繁晴事務所 公設政策秘書)

※8月27日水曜日の収録で、昨日の続編です。

 

「育成制度」・・・技能実習制度が廃止され、それに代わる制度

技能実習制度 - Wikipedia

●1993年の技能実習制度から始まり、

●2010年には「技能実習1号」、「技能実習2号」とし、1号・2号の期間を合わせて最長3年に。

※日本に居住して12ヶ月を過ぎると統計上、移民に(永住者ではなく「一定期間の間、日本で働く外国人」を指す)

●2015年(平成27年)に技能実習の受け入れ期間を最長3年から5年に延長。

●2018年に改正され、当時も青山さんはこの制度に警鐘を鳴らしていました。

 

※2018年の拙ブログの記事⇩

外国人労働者、受け入れ拡大了承…自民部会 - 気になる事  blueのためいき

「虎ノ門ニュース」での青山さんの発言の要旨。(削除済みまたは期限切れですが)⇩

青山繁晴「40代以上の中高年、専業主婦で元の職場に戻れない人、若いけど様々な事情で働きたいけど中々出来ない人…。放置したままなぜ『人手不足が深刻化』って簡単に言えるのか。少なくとも法案の中に、日本国民の就業機会を確保するっていの一番から入れないと

青山繁晴「外国人労働者、入口は東南アジアかもしれないが最終的には中国。中国がその気になったら日本の業界は中国の労働力に依存する。凄い独裁だから行くなって言われたら来なくなる。中国共産党に日本経済の根っこを握られる。そのことだけ考えてもこの法案は国を売るに等しい」

官邸にも説明がありました。https://www.kantei.go.jp/jp/singi/gaikokujinzai/kaigi/dai2/siryou2.pdf

●1号は日常会話と知識・技能の試験に合格したら取得できる。

 3年以上の経験がある技能実習生は無試験で1号資格を取得できる。

 在留期間が通算5年に限られ、家族の帯同は基本的に認めない。

 一定の試験に合格すること等で 2号に移行することが出来る。

●2号は熟練した技能を要する 業務に従事し在留期間を無期限で更新でき、家族も呼び寄せられる。

 

この頃から移民について危惧していました。

改めて当時の記事を読むと、日本の労働力を外国に頼り、相当数の外国人が移住していると分かります。

今回、センセーショナルな記事で多くの日本人は驚き、

政府に不満を抱き、事実誤認だったと訂正されてもまだ政府への不信感は拭えていません。

それだけ政府は疑われ、何が本当なのか疑心暗鬼になっています。

そもそもJICAの資料を読めば移住の勧めの疑いの表現もあります。

また改めて今までの記事を読めば労働力不足を海外に頼っていた事がわかります。

迂闊でした。

もう実質的に移民が入り、移民の労働力に頼る日本になっていたのです。

随分前からですが、東南アジアの女性が介護施設で働いたり、

男女問わず、コンビニで働いていたり、様々な業種で海外の労働力に頼る日本になっていたのです。

そんな感覚でJICAはアフリカの国の労働力に頼り、

表向きはウィンウィンの関係、持ちつ持たれつで

人口減の為に労働力不足の地方にアフリカの労働力を流入しようとしたのです。

この事はアフリカ側は移民と捉え、日本の地方の自治体を「第二の故郷」にしようとしたのでしょう。

これを和気あいあいと捉えるか、それとも大量の外国人が移住してくると捉えるか。

とにかく外務省やJICAはどうアフリカの国に説明していたのかです。

出来るだけいい人材に来て欲しいと思うあまり、大袈裟にアピールし過ぎた為に

アフリカ側も乗り気になり、誤解もし、そして大騒ぎになったのでしょう。

ですから問題は説明の仕方です。

事実よりも大袈裟に説明していなかったかです。

そしてアフリカ側は日本がそこまで言うなら・・・との思いにならなかったのか。

更にはこの問題の根本的な事、つまり地方の疲弊です。

地方の人口減、そして殆どが高齢者だけの市町村。

安易に外国人に頼る前に、何とかに日本人に働く意欲を持ってもらえないか、

都会から地方へ移住する人、家族が増えないかと。

政府や外務省、JICAは働く意欲のない日本人の労働力は諦め、

その分の労働力を海外に求める安易な考えがあるのではと。

アフリカホームタウン計画は日本に少子高齢化や都会と地方の格差に気付かせてくれたかもわかりません。

労働力不足の現実や地方の疲弊の問題を気付かされ、

それらの問題を解消する為には海外に頼る前に自分たちで何とかすべきだ、との思い。

その為の方策を政府は考える切っ掛けになれば、と思います。

 

※はてなブログもよろしくお願いします。

 

blueのためいき

日々のニュースについて感想を綴ります。 ぼやいたり、ガッカリしたり、喜んだり・・・・。

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Unknown (遅れて来たファン)
2025-08-29 03:37:07
度々すみません。
やはり
新しいブログでは
最新記事はスクロールして下まで行かないと見れません。コメントもです。
(登録してたら別かもしれませんがブックマークでは)
余計な事とは思いますが悪しからず。
返信する
Unknown (櫻井猛夫)
2025-08-29 16:28:12
青山繁晴議員の、ホームタウン事件についての論評は、核心的な問題点を突いておられますね。

今回は、アフリカ用ホームタウンに特定して大騒ぎになったわけですが、
それ以前からの最近に至るまでの、さまざまな名称での外国人労働者の研修制度が、
事実上の移民である事は明らかなのに、政府は、「いわゆる移民ではない」と言う言い方で糊塗しています。
また、自民党政治家のブレーン(政策相談役)には、公然と移民受け入れ政策を提言する人もいます。
そういう事は、皆、「知ってる人は知ってます」から、(今回のアフリカホームタウン問題)も、政府の言い訳は信用できないですね。
結局、自民党は、今は、「移民党」になってしまっています。(笑)(怒)
ぼくは本来は、保守派ですが、最近のさまざまな事情も含めて、自民党が信頼出来なくなりました。

あのJICAと、言うのが、どういう体質の組織なのか、詳しい人にお聞きしたいです。
確かにJICAの公式文書には、「移民」ということは、明記されてませんが、
よく読むと、「移民政策に含みを持たせた表現」もあります。

外務省などは、「デマに惑わされないで、実際の書類をよく読め」と、言ってますが、
実際の書類を見ても、何か騙されてるような印象ですわ。

★★★★★★★★
それと、もうひとつ、気がついたことですが、、、、今回のホームタウン問題で、現地の報道が、
勝手な解釈をして、「日本に移民できるぞ!」などと言う記事を書いてるのは、
今のところ聞いたところでは「ナイジェリアの新聞」だけが突出してるようですね。
これも、ナイジェリアの国内事情やナイジェリア人の国民性と関係がありそうですが、ぼくには分かりませんね。(苦笑)

●まぁ、アフリカ人といいますと、
「密林やサバンナの自然生活をしている純朴な人たち?」という印象がありましたが、
必ずしも、そういうタイプとは限らないな、と最近は思っています。

ナイジェリアの都市民族は、案外、中国人や韓国朝鮮人に近い体質かも知れません。
返信する
Unknown (blue)
2025-08-29 20:48:53
>遅れて来たファン さんへ
>度々すみません。... への返信

出来たら はてなブログに会員登録されてから読者登録して頂けると最新記事から閲覧できると思います。
パスキーは指紋認証も可能ですのでアクセスしやすいと思います。
お手数ですがよろしくお願いします。
返信する
Unknown (blue)
2025-08-29 21:06:47
>櫻井猛夫 さんへ
>青山繁晴議員の、ホームタウン事件についての論評は、核心的な問題点を突いておられま... への返信

青山さんは以前から「自分は無き者にされている」とよくボヤいていますが、最近は青山さんの発言が記事にされ、注目されているようです。
今回もYouTubeでの発信だけでなく記事もなっているのでXをしない人にもこの問題の深刻さが周知出来て良かったと思います。
今まで技能実習生による犯罪や脱走事件が報道されてもそれが即移民に繋がる事がありませんでしたが、これで地方の衰退や海外の労働に頼る地方の実態が多くの人が知る事になり良かったと思います。

JICAの活動も助け合いの精神だと思いますが、ちょっとやり過ぎですし、活動に多くの税金が投入されていると知り、反発の声が大きくなっているようです。
返信する

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