活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

四国徳島 牟岐の海(その3)

2008-09-15 21:02:10 | 自然の海
クラブノアむぎさんの船は全て和船のため、エントリーは船べりから
バックロール、あるいはジャイアントで入ります。

どちらでもお好みですが、僕はお客様のエントリーをフォローした後に
その体制のまま水中に入ることの出来るジャイアントを多用しています。

お客様お二人とも、無事エントリー完了。
僕も追いかけて、アンカー下へ集合し、まずはOK確認を行います。

今日は天気がよいため、よく日が入って明るい水中を、10mくらいの
浅場を中心にチェックダイブも兼ねて、ゆっくりと回っていきます。

ここは、牟岐大島を上から見て西側に開いている入り江の入口。
そのために、波や潮の流れの影響を受けにくく、チェックダイブには
最適のポイントです。

そんな海中ですが、明るいものの濁りが入っているためか、
透明度は8mほどとなっています。

下は岩場に珊瑚が点在しているという、特徴レスな地形なので、
しっかりとコンパスを見、かつ岩のシルエットを頭に叩き込みながら
進んでいきます。

お客様も、多少UPDOWNはしているものの、まあ落ち着いて
ついてきていただいています。

今回は、特に目新しい出会いは無く、定番系の魚たちを眺め
ながらの周回となりましたが、面白かったのはカイメンの中に
うつぼがすっぽり入っていたことです。

ちょうど、チムニーの火口から竜が出てくるようなイメージがあり、
おお!南海紅竜王 敖紹!と、一人喜びます。


エアチェックをしているうちに、お客様のエアーが120を割る位に
なってきたのを潮時に、帰路につきます。

戻り道は、更に牟岐大島からの島の根がだらだらと下がってきている
浅場寄りを通ったためか、お客様が水深キープに苦慮されているのが
よく分かります。

少し深場に移動して安定感を増すのは簡単なのですが、お二人ともまだ
余裕がある様子を見て、エアーの残量確保と、何より中性浮力の取り方の
練習も兼ねて、あえてその水深(約5~6m)をキープして戻ります。


<ログ・データ>
 ・IN     14:45
 ・OUT    15:19
 ・深度(最大) 13m
 ・タンク種別  10L(アルミ)
 ・気温     30度
 ・水温(水面) 24度
 ・水温(水底) 23度
 ・透明度    8m


この日のダイビングは、これでおしまい。

はしごを上がってアンカリングロープを外したら、一路、港へ戻ります。
港では、船長からの無線を受けて、既にショップのバンが待っていて
くれています。

器材をばらした後、バンに詰め込んで、帰りはそのまま便乗させて
貰ってショップへと戻ります。


正面からみてショップ左手横に、器材の洗い場が有ります。

ここの洗い場は、洗い桶や干し場も多く設営されていて、ダイバー
フレンドリーなので、大好きです。

軽く洗って干した後、メッシュに詰め込んでシャワールーム前の
テラスにまとめておいておきます。

平行してシャワーを浴び、さっぱりしたところで、宿へ出発です。


(ようやく初日の晩御飯。先は長いが、その4へ続く)

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