臭いとか、
嫌だとか、
キモイとか、
言うけども。
結局、
人間なんて、生臭い生物。
体臭が、
心の
拠り所。
になるんだよね？
そうだよね？
いや、
君に
聞いてるんだよ？
寝ている場合じゃ、ないんだよ？
拠り所。
美しいとは？
醜いとは？
合格とは？
落第とは？
イイ男とは？
イイ女とは？
結局、
なんだろう？
親父よ教えてくれ。
お袋よ教えてくれ。
五十過ぎても、未だに迷える。
そう、夏目某小説のごとき、
未だに、羊。
缶ビールみたいに。簡単に、
愛してるなんて、
言ってほしくない。
愛の、概念なんて人それぞれ。
だから、私に愛しているなんて「流れ」で言うな。
‥・・・
って、
「お水の」オネエチャンに言われたのは、
二十年前。
彼は散る。枯れ葉散る。
夕暮れ。
恋人よ。
木漏れ人よ。
さようなら。
好奇心が旺盛で、お人よし。
これが、必要十分条件。
お人よし。これは、社会的にその人を馬鹿にした、
発言した人がその人を一段「見下して」放つ言葉だ。
だから、お金万能と言われる
仮想世界の時代には、受け入れられない人間だ。
でも、今だからこそ、
敢えて、
「ババ」を引きたいし、引くぞと思って毎日生きている。
親は泣くよね。
そういうことで、お前を生んだんじゃないよ？と言うだろう。
でも、
大丈夫。
愛情は充分受け、よく考えて、身を削って(カッコつけて言うと)
到達した。
怖いな。
不安だよ。
何がと言えば、自分の発した、言葉の一つ一つ。
他人の、罵詈雑言よりも、
自身で発した、言葉がクソ重いよ。
分かるかな？
俺の言ってること。
分かるか君には？
