☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

法要

2008年06月02日 | ある日の出来事
一昨日 義父の一周忌とご先祖様の法要が営まれました。

 母屋の仏壇の前に二人の妹夫婦と私たち夫婦と娘。

亡き祖父母と父の三つのご位牌が並べられ、読経の流れる中それぞれの思いを胸に手を合わせました。

この十数年、ごたごた続きで供養も不十分なままとても気にかけておりました。ことさら夫にとっては後継ぎとしてご先祖様に申し訳ないという思いが強く、このたびの法要が済んで肩の荷が下りたようでございます。

   

母屋には、仏壇の上に神棚、となりの床の間には龍神様の掛け軸がかけられ大きな器にお水をお供えしてあります。

神さま仏様より お犬様・・・さして信仰心など深くもなく 何事も、だいたい・・で済まそうとするバチあたりな嫁ながら、粗末にすると たたりがあるのでは・・ と恐れをなしているのでございます。

いずれ母屋からこちらに仏壇を移さなければならないのですが、私たちとて、いずれ遠からず守っていく側から中に入って守られる側になることは、まぎれもない事実であり自分たちが憂慮していることを、先々これからが案じられる娘に重荷を背負わすわけにはまいりますまい。。



時代は変わり、これまで脈々と受け継がれて来たことが同じようにはいかなくなってきています。改革に痛みは伴うものの、私と夫は変えていかなければ・・と。


      



★先日目にした『日本人の宗教心』に関する記事★  

宗教を「信じている」という人は3割に満たないものの「自分たちの宗教心は薄くない」と考えている人が多く、日々の暮らしでは「墓参り」「初詣」など宗教色を意識せずに受け入れている人が多い。

日本人の信仰は多くの神々を信じる多神教。
日本の豊かな自然は人間をその豊かな懐に包み込んで神や仏といった人間を超えた存在を感じさせる力を持っている。そのため一神教を求める必要はなかった。
日本人の宗教や信仰は先祖崇拝を抜きにして論ずることはできない。
先祖とは、人間の力を超えたもののひとつであり、その気配を自然の中で感じることが大切だ。

と、宗教学者の方が述べている。



日本特有の「宗教感」は私の中にも存在している。
時代の流れで、無宗教の葬式や葬儀の簡素化が増えてきているのにも同調できる。
お墓のあり方も同様に・・何が正しいとか、正しくないとかではなく。

自分たちのことは自分たちなりの選択で決めることができても、他人様の場合はそちらの流儀に合わせなければならないのも世の礼儀にございましょう。

   

本当のところ・・
この子たちと一緒のお墓に入りたいと思うチチとハハなのでした。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿