成田から雨が続いた今回の旅行
これまで傘をさしての旅行はめったになかったのでお天気に気分も左右されるが大雨にたたかれないだけよかった。
5月のオーストリアが、こんなに寒いとは思わなかったけど、ここ数日寒い日が続きその後は急激に温度もあがるらしい。
寒がりの私は、ヒートテックにウルトラライトダウンのコートにカイロと山に行くことも考慮してバッチリ寒さ対策をしてきた。
おかげで雨のザルツブルクの寒さで参ることもなく元気に4日目を迎えた。
今日の予定は楽しみにしてきたオーストリア・アルプスを間近に望む山岳道路のドライブ
5月から開通するその道路が昨日の寒さで雪が降り通れるかどうかわからないが行ってみると出発した
確定的でないところが日本と違うところで「来てみてくれ」みたいな・・・
道中、窓の景色はスイスのような牧歌的な風景が広がる
だんだん、雲も上がってきてきて期待が・・・ 途中で添乗員さんが連絡を取り OK!に、みんなで拍手!
ゲイトを通りだんだん山に登っていくと風景が一変してきた。
グロースグロックナー山岳道路は36の急カーブが連なり海抜2504mへと達し周辺一帯は国立公園となっていて雄大な景色が広がる。
氷河の見える峠の最高地点に到着 まだ観光客も少なく寒いものの晴れてきて本当によかった!
シーズンともなると風景も違うのだろうが この道路は渋滞したり観光客でいっぱいになるらしい。
温暖化による 氷河の衰退が写真を見てわかるようにパネルがあった。
新雪が降った後で、くっきりと氷河の様子はみえないがずいぶんと融けてしまったことはよくわかる。
前方の山の中腹に見える道路は、さらに上に上る道路だが除雪中のためゲイトが閉められ通れないとのこと。
残念!と思っていたがなんだか、また行けそうな気がしていた。
案の定、私たちがバスに乗り出発しようとしたらゲイトが開けられ関係者の車だけかもしれないが行ってみようと・・・
なんと、そこも ずんずん上っていき展望台のすぐ下まで行くことが出来た。ラッキー!
駐車場から少し歩いていく途中 添乗員さんが「マモ子~~!」と呼んだら
可愛いマーモットが顔を出してくれた (笑)
オーストリア最高峰のグロースグロックナーの雄姿は完全には見えなかったけれど
義妹にもアルプスの大自然を間近に感じてもらえて本当によかったと思う。
その後 山を下りて麓の美しい村ハイリゲンブルートへ
昼食をとってから、のどかで美しい緑の中を散策 どこを切り取っても絵になる風景
ランチのデザートはザッハ・トルテ 美味しかった~♪
その後、その夜のホテルがある グラーツへと向かう (約300k)
車窓から広がる風景はイタリアのドロミテ山群につながっているらしい。
隣はイタリア・スロヴェニアと近づくにつれ建物や風景が変わっていくのも興味深かった。
旅も4日目となり、ツアーの方々のお顔も大体わかってきたが
グラーツのホテルでは、初めてのご夫婦と夕食をご一緒させていただき興味深い旅のお話を聞くことが出来た。
今回は60代後半から70代の方が多いように見受けられたが、皆さん年に1度ならず2,3度海外旅行を楽しんでいる方が多いのに驚いた。
ウィーンは以前に来たことがあり、今回は地方もまわるのでこのツアーにしたとか
船旅もいいですよとか、世界各地の旅のお話が聞けそうな。
とにかく皆さん お元気!! もう遠出は自信がないなんて言っていた自分がはずかしくなってしまった。
そんな皆さんからパワーをいただきながらの観光がつづく。
それと、料理がお口に合うのも嬉しく それも元気に旅を続ける源なのである。