☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

大人の休日(3日目)山寺へ

2008年09月13日 | 旅日記
慣れた枕で目覚めた朝。小雨がぱらぱらと・・

姉は裏の畑に出て見ていました。
6月の「大人の休日パス」で遊びに来たとき、枝豆の苗をたくさん植えていったのです。あれから、何度か収穫しては産直野菜の宅急便で届けていたのですが畑の様子はどうなっているのかと気になる様子。 
草ボーボーの中に収穫も終わりになった野菜たちの残骸がそのまま。
草取りを手伝いたかったようですが、時間もありませんしお気持ちだけありがたく。
短時間ながら我が家にも寄ることができました。

この計画を立てるにあたり、どんな方法でどこに行こうかと。
このまま姉を見送るだけではフリーパスの特典が生かせません。
まだ一日の猶予があるのです。行く気になれば東京の日帰りだって可能。
でも、ただどこにでも行けばいいってもんでもありませんから。。

そうだわ!中間の仙台っていう手もあるじゃないですか!
そこにはサービス精神旺盛な弟が 
「おまかせ~~!」

束の間の再会の夫に送ってもらい
「旅の3日目」は8時の新幹線”こまち”に飛び乗り仙台に向かいました。仙台までは2時間ほど。

途中の角館の駅で一昨日乗った内陸線の電車が見えました。
団体客がたくさん乗っていて嬉しく思いました。
一度乗車したり、かかわったりするとその地域のことや問題も身近に思えて気になるものですね。

仙台駅には弟の奥さんが迎えに来てくれ一緒に仙山線で山寺に向かいます。
希望の場所に車でどこにでも案内してくれるとのことでしたが滞在時間が5時間ほどの制約の中で姉も私も行ったことのない山形の山寺はどうだろうということになって、弟は高速で先にそちらに向かい合流することになっていました。
時間の事と電車のほうが景色も良いだろうとの配慮もあったようです。

山寺の駅に着きました。 あの切り立った岩や山のあちらこちらにお寺が点在して見えます。

車には、こんな坊やも迎えに来てくれていました。
 弟の孫ナオトくん
パパもママも一緒。
また一段と可愛くなっていて、おばちゃんはも~~

これから長~い階段登るの大丈夫~?!
「下で待ってて!」と言ったけどやっぱり「いく~~!」
 
おんぶしたり、抱っこしたりジィたんとパパは筋トレ

「この石段を一段一段登ることにより煩悩が消滅すると信仰されている修行の霊山です」と書かれていました。
上の奥の院まで千十五段あるそうです。

急な山道のの石段をひたすら「よっこらしょ」と! 修行 修行
深い木立の中はひんやりとしていました。


ミィーーン ミィーーーン・・・と蝉の声が・・・

そこは松尾芭蕉が 奥の細道の紀行文で

”閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声” を詠んだ場所。

 先人たちは切り立った崖や岩に、どうやって建物や石段を造ったのでしょうか?



頑張ってボクちゃんもてっぺんの展望台(五大堂)に到着しました。

お水をゴクゴク  

ピースサインのつもり  



下界が一望できます。

 

どの位の時間で登ったのでしょうか?
帰り道は 膝がわらっていましたが無事下山 
汗びっしょりになりながらも達成感と満足感が 
腰を曲げたお爺さんやお婆さんも見かけましたが、元気なうちに登れてよかった~!
温泉やマッサージの効果でしょうか?その後筋肉痛に悩まされることはありませんでした。

参道を出たあたりから雨がパラパラ・・車に乗ったらすごい雨になりました。
ラッキー! 私たちはなんて幸運なんでしょう。
旅の間、あやしい雲行きながらもほとんど雨にたたることなく過ごしました。

どしゃぶりの中を高速の山形道で仙台に移動。

遅めの昼食は、フランス料理のランチコースをご馳走してくれるとのこと。
弟がよく利用しているらしくオーナーシェフと奥さんがやっている小さなフランス料理のお店。 心づくしのお料理が次々と。
とても美味しくいただきました 

そのあと、駆け足で去年建て替えたばかりの弟の新居と、今度引っ越すことになったナオトくんちのマンションを見て駅まで送ってもらいました。

至れり尽くせりの、おもてなしを受けて私と姉は仙台を後にし、私は下りの姉は上りの新幹線に乗り帰途に付ついたのでありました。

楽しかった旅の思い出を綴りながら、たった三日間の出来事があっという間に終わったはずなのに、随分と色々あったのでまだ続いているような錯覚の中で徐々に現実に戻っているわたしです。

そしてブログを見ては何年経ってもあの時の記憶が鮮明によみがえることでしょう。
 
     


旅日記はこれにて、ひとまず おしまいです。
ねぼけ眼で書いて、随所に誤字脱字まちがいがあり何度か訂正しております。あしからずご了承くださいませ。

はぁ~~つかれた・・・(声には出さず・・)