☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

大人の休日(旅の宿)

2008年09月10日 | 旅日記
弘前の駅から、お迎えのマイクロバスに乗ってお宿に向かいます。
週末とあって、ほぼいっぱいのお客様が乗り込みました。

「アソベの森 いわき荘」 
友人がとても良いところだったよと紹介してくれました。

桜で有名な弘前公園の前を通って、リンゴ畑の中を岩木山の方に50分ほどで到着。

 あいにく、お岩木山は雲で隠れて。

ナラの木立ちに囲まれた静かなところにあり建物も落ち着いた清楚な感じです。


館内には随所にさりげなくお花が生けてあったりドライフラワーが飾られていたり女性好みの仕様 

お部屋に入った私たちは、長時間の乗り物でこわばっている体を解きほぐすために、さっそく温泉に入りました。

青森ヒバで造られた大浴場と外には岩風呂がありました。
お湯は少し熱めの茶色いお湯です。
「はぁ~~いいきもち~~♪」

夕食はレストランで。


地元の新鮮な食材で美味しいお料理を堪能いたしました。
近くに”嶽のきみ”と言われる美味しいとうもろこしの産地があり、お通しは”とうもろこし豆腐”でした。

早めの夕食も済ませ、お部屋でのんびりすることに。
電車でも、ずっとおしゃべりしてきたのにオバサン二人の会話は途切れることもなく様々な話題にことかきません♪

来年はどこに行こうかとか
来月の結婚式のことの計画もあります。
こういうところに来たら明るい話題で、よくアハハ~笑いながら

私のことはブログで見ているから、姉は手に取るように我が家のことは承知の助。
おまけに、あの人のブログおもしろいよね!とか
知らない人なのに〇〇さんのところは、あーだったよね!とか
大方、私も知らない人にそんな風に話題にされているのでしょう。

そんな、尽きないお話をしながらも温泉に入って、こんころよい気持にワインの一杯がことのほかよく効いて、私はそのまま心地よい眠りの中に入っていったのでした。

翌朝は曇り空。
別の小さな源泉のお湯に入り、お食事に行きました。

 館内の売店をのぞいたり、屋上の景色を見ようとエレベーターに乗りました。

そこに!こんなポスターが!

”津軽三味線のライブ”!!!「えーーっ!!やってたの?!」
毎晩8時から30分間ロビーで! 聞いてないよ~~~

聴きたかったよぉ~~~!
あの、津軽弁で言う「じゃわめぐ」あの音を生で聴きたかったのにぃ

フロントにいって聞いてみた。
カウンターの上に書いてあったとか。
大して気にもしていない。笑ってあしらわれてしまった。
混んでいたので私たちは端のテーブルで受付をしたのだ。
それに、お泊まりの部屋は離れの1階だからエレベーターには乗らない。
お部屋にある案内にも何もそのことは書かれていない。

お部屋に案内してくれた女の子も感じは悪くなくなかったが、説明不足は感じられた。お風呂はどちら?と、こちらから質問しなければ何も教えてくれなかった。
何度も来ている人ならともかく、お客様のために喜んでもらうためのサービス、おもてなしの心が、随所に行きとどいている感じのお宿の印象が、この一件でガクンと落ちてしまった。

 ミソがつくときは、つくものです。。
せっかく津軽にきたんだもの、津軽の良さを体験したいと、「りんごのもぎ取り」の観光園を紹介してもらいたいと言ったら、それも今はまだ時期が早くてできないとのこと。せめて近くで観れるところがないか聞いたら、それもこの近くにはないと、あの女の子は言った。

ところが、外に二人で散策していたらあったのです!すぐ近くに。

 こんなに、たわわにリンゴがついて 

一本の木に、たくさんの実がなって下にもたくさん落ちていました。
「もったいないね~ ジャムにできるのに・・」

今はまだ早生の「つがる」などの品種しか出回っていないようですが今年は台風の被害がなければいいね・・と。

宿は12時まで居られるとのことなので、お部屋でゆっくりすることにしました。

御座敷でマッサージをやっていたので、私は初めて全身のコリをほぐすマッサージをやってもらいました。あまり長くやってもらうと揉み返しがきそうなので15分間。「いた~い・・けど、きもちいい~~」もみもみ。

津軽三味線を聴けなかった、うらみつらみのモヤモヤもこれにて一件落着ということに。お昼に、お蕎麦を食べて弘前駅に向かいました。

紹介してくれた友人には「お陰さまでとてもよいところだったわよ~♪」と伝えましょう。

弘前駅では列車が到着すると、津軽三味線の音が流れていました。


この後、弘前駅から日本海沿いを走る五能線を人気の車両「リゾートしらかみ」で秋田駅まで向かいます。