しょーきゅーし

怪しい妖しい尚休の、一寸気抜けの(含む危ない、過激)プレゼンツ&箴言?を

あっちとこっち。狭間の見方感じ方。

2007年02月16日 17時21分24秒 | あいだ
ヒントと実際編

 土地なり、遺跡なり、場所なり、を診る場合に(見るではなく観るでもない)必要な情報というのは、当然存在する。
 是は、判断の材料としての、情報であり、精度を高めるために、必要となる。が、絶対条件ではなく、まあ、あれば良いかなぐらいに考えたほうが宜しかろう。
 先ずは、地図である。地形及び方位を診る上で重要な情報足りえる。が、現在の物では、日本地図、50万図あたりで十分である。本当に必要なのは、当時の(披検物の該当時)状態を把握できる年代の物である。又は、其れを推測出来得る物が必要となる。と言っても、無いものは何とかなる。その程度のものである。
 方位を見る磁石。是も無ければ何とでもなる。
 歴史認識の、各年代における情勢判断の情報としての、多方面の相対的な具体的知識。
 推察力、観察力、洞察力、想像力、理解力、分析力、考察力、感覚、直感、等の個人の才に係わる能力。
 
 要するに、能力、才能の問題である。

 具体的に、遺跡・史跡等を診る場合に、其の物の成立した、歴史背景、必然性を診るのである。
 お地蔵様であれば、其の時代背景により、建立の意味が違ってくるし、古墳であれば、築造年代はもとより、形態、形式、規模によっての違いが大きい。
 *古墳の場合、墳丘の方位よりも、埋葬施設の方位のほうが重要である。

 さて、問題は、現在すでに失われて久しい物を探索する場合である。
 古地図、絵図等による情報があったにしても、現在と重ね合わせて、位置なり場所なりを特定出来るにしても、其の存在を顕にする事が、良いかどうかは、別物である。其の権利があるかどうか。又、興味本位で暴くことに対する、義務があるのかどうか。この辺の判断見極めが、お素人衆(一般人)には難しいかと思はれる。
 従って、導師は必要であろう。

 ポイントには、(風水ではないが)生きている処と停滞している処がある。当然死んでいる処も。
 其れを嗅ぎ分ける鼻も重要にして必要である。
 山を考えて欲しい。同じ火山でも、休火山もあれば死火山もある。活火山もあるのである。
 其れを、どう生かすかである。

      <今日の箴言>
 無闇に寝た子を起こして怪我する必要は無いし、溢れる泉の恩恵を受けずに素通りするような事をするのも勿体無い。
 目には見えずとも、其処にある大いなる恵みを戴き、災いを避け、守護を受けてみるのも、一興。