しょーきゅーし

怪しい妖しい尚休の、一寸気抜けの(含む危ない、過激)プレゼンツ&箴言?を

 尚休プレゼンツ薬師寺散策編

2007年02月14日 17時33分23秒 | 尚休プレゼンツ
 なんか、評判が良さそうなので、
 コース紹介 表版を、裏版は別の機会に。

 先ずは、下野薬師寺歴史館からです。
 此処で、表の予備知識を仕込んで下さい。

 歴史館を出て西側の道を北進します。
 信号の東南角の雑木林が地蔵山です。其の中に・・・
① 石造地蔵菩薩坐像
1678年(延宝六年)建立、周辺最古の石造地蔵菩薩坐像

北側の道を東進、緩い坂を上がると、左手に見えてくる、こんもり高い島のような杜が・・・
② 御鷲山古墳
六世紀後半古墳時代後期に築造。墳丘全長約90メートルの周辺最大の前方後円墳。くびれ部の前方部よりに、両袖方の横穴式石室が南に開口する。

其の南側、県道結城・石橋線の西側に・・・
③ 藤麿墳
日光開山の祖、勝道上人の父、藤麿を埋葬した地に建てられた石碑。

此処から南は、下野薬師寺の旧寺域になる。

・ 下野薬師寺跡:国指定史跡。
74,000平方メートルの広大な史跡。天武天皇の時代に建立された寺院。日本三戒壇のひとつ。

県道を南進し右折すると・・・
④ 回廊跡
一部が復元され、平成13年より公開されている。

南東直ぐに・・・
⑤ 六角堂
江戸時代末に、下野薬師寺の戒壇を偲び、その跡地と思われる場所に建立。屋根、柱、礎石のいづれも六角造りの珍しい建物。
⑥ 安国寺
室町時代、足利尊氏が「薬師寺」を「安国寺」へ改称。境内には下野薬師寺跡出土の礎石がある。

県道を挟んで東に・・・
⑦ 幢竿支柱跡
寺の荘厳さを示すために、立てられた旗竿を支えるための柱で東回廊と塔のほぼ中心にある。
⑧ 塔跡
9世紀後半に造られたもの。
寺の中心から東へ120メートルの位置にある。

其の東側、旧道を挟んだ杜の中、古墳状の小山の南に鎮座する、県指定有形文化財・八幡宮を左に見ながら南進。参道に出たら鳥居を北に見る・・・
⑨ 八幡宮
875年(貞観十七年)岩清水八幡宮の祭神を東北守護の大神としてこの地に鎮座したものとも、宇佐八幡宮から直接分社された下野薬師寺の寺内社であるとも。
現社殿は1662年(寛文二年)佐竹右京太夫(秋田藩三代藩主)により再建。
⑩ 雷電神社
通称、雷電さま。この地を天狗山と言い、天狗と雷神には色々な伝説が残る。

参道を南進し、龍興寺に向かい県道を左折、右側に・・・
⑪ 吉田が池
竜神が祭られ、池には竜神のお使いである片目の鯉が棲むという伝説がある。

龍興寺に戻り境内へ・・・
⑫ 鑑真和尚の碑
唐代の高僧、鑑真の威徳を偲び弟子たちが建立した供養碑。
鑑真は、761年(天平寶字五年)勅願により下野薬師寺に戒壇院を建立した。
⑬ 道鏡塚(古墳)
770年(寶亀元年)下野薬師寺別当職として赴任し、2年後に生涯を閉じた道鏡の墓と伝えられている塚。
円墳である。故に、年代的に?

龍興寺の表から県道に戻り北進、信号を渡り暫く行くと、八坂神社を挟むように延びる、下野薬師寺正面旧参道を進み下野薬師寺歴史館へと。

 コースの距離的には3キロ弱です。

 集合場所は、下野薬師寺歴史館ですね。駐車場もあるし、学芸員にも、話は通ってますので。
 最寄の交通機関は、JR宇都宮線「自治医大駅」。
 駅から東に3キロ位です。自治医大前の県道、笹原・二宮線をコンビニのある信号まで進み左折北上。畑に中の右側に建物が見えます。
 車だと、「新国道4号」で栃木県へ。二つ目の立体「薬師寺交差点」自治医大方面に左折です。