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姫路城探訪 -1-

2025-04-19 07:20:56 | 取材・旅行

姫路城探訪 -1-

2025年4月6日、そして4月18日に姫路城へ行ってきました。その様子を16回にわたって紹介します。

現在、吉備・播磨の旅を連載していますが、その一部を独立させたものです。

古図です。

姫路城の立地を見てみましょう。

姫路は播磨平野の東寄りにあり、市川の三角州が形成した平野の中央にあります。
生野銀山で知られる但馬の朝来市生野町の三国岳(標高855m)から流れでて、JR播但線と平行して真っ直ぐ南流するのが市川で、町から約3km南の飾磨で瀬戸内海に注いでいます。

城と一体化しているのが街道です。城と街道はセットなのです。

姫路城の主要街道です。

http://www2.koutaro.name/machi/himezi.htm


街道沿いの城は、攻め落とすか降伏させなければならない?!

そうなのです。そうしないと、

1 背後から襲われ、挟み撃ちになる可能性がある。挟み撃ちは負けにつながります。信長が金ヶ崎でいち早く撤退しました。

2 大量の食糧や武器の補給路の確保のため

3 安全な退路の確保。

だから、三方ヶ原の戦い時に、信玄が浜松を素通りし、怒った家康の気持ちもわかります。

また、関ヶ原の戦いで、真田に苦労し、遅参した秀忠の気持ちもわかります。

信長は、美濃攻めの時、西に強い武将がいたため、東から街道沿いの支城(加治田城・堂洞城・鵜沼城など)を丁寧に攻略していきました。


6日早朝のJR姫路駅前。

大手持ち通り西側に・・・

拡大すると・・・

そう、駅前の東西の通りは外堀を埋め立てたものなのです。

一本北へ行くと・・・

南町通りといいました。お菊については、姫路城に入るとわかります。


西へ進みましょう。

飾磨津門がここにありました。

説明がわかりやすい。

ここから北の道が、江戸時代のメインロードです。

中ノ門筋です。


「しろがね」の文字が見えます。

「中ノ門筋」の地名が残っています。

看板発見!

「西呉服町」が「白銀町」に吸収され、地名がなくなってしまったのです。残念!


西二階町です。新西国街道です。「新」があれば「旧」もある?次回に紹介します。

看板発見!

元、脇本陣でした。しかも、伊能忠敬が泊まった記録も!

もっと載せたいのですが、写真の枚数制限があるので、ここまで


動画です。

【姫路城・マニア向け】〈江戸時代のルート〉で外堀から攻める!「姫路城は姫路駅前から始まっていた…!」【外曲輪&中曲輪編】@兵庫県姫路市

明日は西国街道と門を紹介します。

姫路城探訪 -1- -2- -3- -4- -5- -6- -7- -8- -9- -10- -11- -12- -13- -14- -15- -16-(最終回)


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