姫路城探訪 -10-
2025年4月6日、そして4月18日に姫路城へ行ってきました。その様子を数回にわたって紹介しています。
今日はその10回目。
姫路城 春の特別公開Ⅱ
東小天守3階の竿縁天井です。
2階に降りると、ロの渡櫓が見えます。
ロの渡櫓
他の渡櫓より長く、東西約29m、約84畳の広さがあります。
いざというときには、同じ広さの1階とともに、家族も籠城するのではと思います。
特別公開のため? 銃があると実感がわきます。
北の風景。
大天守3階、中が2階、下が地階です。右下には、流しの排水口が見えます。
説明がありました。
文字起こししてみます。
東小天守と乾小天守をつなぐ天守曲輪では一番長い渡櫓です。 明障子の部材に 「北の長や二ちうめ~」 という墨書が見つかり、当初は「北の長屋」と呼ばれていたことがわかりました。
外観上の特徴は、一重目の中央に大きな軒唐破風がつくことです。 破風の下は横長の出格子窓となり、石落しになっています。
1階は、内庭側に台所櫓につながる扉があり、北側は軒唐破風下の出格子窓と石落しがあり、北腰曲輪の方向への備えとなっています。 北面(城外側)の窓は土戶で、その外側に鉄格子がはめられています。
2階も1階と同様に東西に長大な1室構成となっています。 2階の内庭 (城内) 側には24連の素木の格子窓が連なっていて、外から見ると壮観です。北面の窓は漆喰塗の縦格子窓になっています。北面の窓は2階と1階で作りが異なっています。
下には、水一門や油壁、ほの門があるところです。
狭間がかなり下を向いています。
この構造美をお楽しみください。
右側の鯱が欠けています。
家紋の鬼瓦。
雨が当たる部分とそうでない部分の白漆喰の色に注目してください。
再び内部に注目。
火縄掛け(ひなわかけ)はこのように使用します。
スプリンクラーの配管です。
周囲に合わせた色調です。
釿(ちょうな)削りの説明がありました。
当時の床板と、改修後の床板の違いがはっきりと分かります。
動画で見てみましょう。
釿(ちょうな)の使い方|How to use a Chona.mov
明日に続きます。明日は乾小天守です。
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