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安城へ行ってきました1 -本證寺-

2023-04-30 07:20:32 | 取材・旅行

昨日(2023年4月29日)、「中日文化センター」の講座で、安城市を訪問しました。講師は、七種英康先生です。

その様子を紹介します。

今回は、メインの本證寺

本證寺は、NHK大河『どうする家康』でも登場Jした、三河一向一揆の拠点となりました。

上宮寺、勝鬘寺と並んで三河触頭三ヶ寺として知られています。

 

戦国期から江戸時代に築かれた、二重の堀と土塁の一部が今も残る残る史跡です。

この図は、安城市のサイトにあります。発掘調査の結果もありますので、ぜひご覧ください。

https://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/shisetsu/kyoikushisetsu/maibun-sites-honsyouji.html

いただいた資料です。

上の図の「い」にあたる場所です。外堀の一部が残っています。

内堀にはハスが植えられています。

表門です。

ボランティアガイドもあり、多くの人が訪れていました。

本堂です。

『どうする家康』であったとおり、一揆の後、一度、野ざらしになっています。

そのため、住所が「野寺町」になっているのです。

したがって、江戸時代の再建です。

 

当時の人が、この阿弥陀仏にすがって一揆を起こしたのです。

上の図の「う」の場所から、南西の方向の内堀です。

上の図で、太子堂の上(北)の堀です。

船着き場の機能があったようです。 

境内の看板です。

本堂東側の内堀です。

堀と土塁です。

上の図で、「か」の方向を北から見ています。

当時の深さは、さらに2mほど深かったことがわかっています。

まさに「城」です。

上の図の、「あ」にあたります。史跡に指定されています。

その南側から、火縄銃の弾が見つかっています。

一向一揆では、銃が使われたことを証明しているのです。

『どうする家康』では、本多正信が軍師となり銃を使いましたが、それはさすがにフィクション。

ただ、銃が使われたのは事実なのです。

中日文化センター「歩いて巡る愛知の古城と戦国史跡」に参加したレポートです。

講師:郷土史家・城郭研究家 七種英康
 
 

安城へ行ってきました2 -岩根城、小川城など-


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