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何も不審な行為をしている訳でもなく

2013年07月25日 | Weblog

今井です。以下、拡散歓迎。

今年3月、東京の山谷地区、泪橋交差点付近を歩行していた労働者Nさんは、とつぜんパトカーが近づいてきて、降りてきた警官3名から、いきなり無礼な態度で職質を求められました。その態度のあまりの非常識さに、「自分は何も不審な行為をしている訳でもなく、歩いているだけなのだから、職質に応じる必要はない」と考えたNさんは、無視して行き過ぎようとしました。警官3名は、これを体をはって阻止しようとし、全員が団子状態になったとき、イトウ警部補なる警官が「転倒」しました。即座に「公務執行妨害の現行犯」として逮捕され、起訴。いまにいたるまですでに4ヶ月以上、勾留されています。30数年の職歴をもち、警視庁パトカー警邏隊の隊長の警部補という幹部警官が、こんなことで転倒したとしたら、そのこと事態が恥ずかしいことであり、Nさんのせいにして逮捕など、もってのほか。公判を傍聴しましたが、あきらかな「転び公妨」です。弁護人も、なぜ起訴したのか分からない、とまで言っていました。これは冤罪どころか、冤罪をねつ造した捏罪です。昨日、論告求刑と最終弁論、Nさんの意見陳述で結審しました。検察官は、ぼそぼそと早口で何を言っているか、まったく聞き取れません。傍聴席から「もう少しゆっくり喋ってくれませんか」というしごく当然の声があがると、裁判長は血相をかえて「傍聴人の発言は許可していません。静かに。今度声を出したら退廷」などと、裁判の公開原則を実質的に確保するという本来の任務を忘れ、逆に傍聴人を脅しつけるという、裁判官とも思えない行動にでました。求刑は罰金50万円。判決は8月2日 午後1時半からですが、法廷がこれまでと変わって、東京地裁429号法廷となり、かつ「傍聴券発行」とするとの通知が弁護人にありました。昨日の法廷で、あたりまえの抗議の声が出たことに対して、ただちにこの措置です。429号で傍聴券ということは、警備法廷とする、ということであり、傍聴人をあらかじめ「不逞の輩」と想定しての措置であることは間違いありません。そもそも3警官はNさんを怪しいと思い、職質しようとした理由として、「山谷地区は犯罪者が多く住んでいる」などの差別発言を平然と行っており、裁判官の今回の措置(傍聴人を警備対象としか見ない)も、警官たちと同根の「お上の裁き」「岡っ引き根性」にほかなりません。こういう封建裁判を市民の目で監視し、岡っ引き検察官やお上の裁き裁判官を教育的指導することも、市民の役割だと思います。傍聴・拡散歓迎です。8月2日 午後1時半東京地裁 429号法廷傍聴券配布事件なので、午後1時までには並んだ方がよいと思います。傍聴券配布場所は、ふだん通りなら地裁入り口の右手だと思います。

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